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COLUMN
連載

高木三軍マネジャー台湾遠征奮闘記

最終日 台湾遠征を終えて

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 ジャイアンツ三軍は台湾遠征の全日程を終え、18日、無事日本に帰国しました。

 

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川相三軍監督は常々「今できることを、最善
を尽くしてやろう」と選手たちに伝えています


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いつも練習環境を整えてくれるスタッフにも感謝です


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帰国の途へ。たくましくなったかな

 昨年に引き続き2度目の台湾遠征。やはり「天候」について語らざるを得ません。昨年は同じ6月の21日からの7日間7試合が組まれ、今年は13日からの5日間で5試合。たった1週間の違いではあるのですが、昨年は「暑さ」との戦いで、今年の敵は「雨」でした。

 梅雨時とは聞いていましたが、雨の強さ・量、すべての面で、私たちの想像をはるかに超えていました。予定通りに物事が進まないことは、当然想定はしていました。それにしても、きっちり7試合開催できた昨年とは違い、今年はまさか雨で1試合しかできないとは…。

 そして、わかってはいたつもりでも「文化の違い」には悩まされました。2日目の日記にも書きましたが、雨天中止の際の動き方一つをとっても、台湾と日本との文化の違いを感じます。「日本だったら…」と考えてしまっては何事もうまくいきません。相手チームも、球場スタッフも、周りがみな台湾の方という状況にあっては、台湾の文化を理解し、準備をしておく必要があると感じました。

 相手の文化を理解する重要性を感じたことで、思うことがあります。私は15年のプロ野球選手生活で多くの外国人選手を見てきました。その中で、成功する選手とそうでない選手の分かれ目というのは、「日本の文化を受け入れようとする姿勢」だと考えています。三軍の選手たちも、今回の遠征で「文化の違い」を肌で感じたことでしょう。この経験を生かして、視野を広げ、柔軟な対応力を身につけてほしいと思います。

 今回の遠征での選手たち。本職の野球については、1試合しかプレーできなかったので、何とも言えない部分がありますが、それ以外の面では、選手たちも成長のきっかけを得られたのではないかと思います。

 毎日雨にさらされ、「いつもの練習」が思うようにできない状況が続きました。ですが、こういう状況に置かれたときにどういう行動をとるかで、差がつくのだと私は考えています。何ができるのか、それに向けてどう準備するのか。先を読んで行動することができるようになれば、野球選手としても、一人の人間としても、大きく成長することができるのではないのでしょうか。

 雨に泣かされ続けた今遠征でしたが、この雨が、いつの日か選手たちにとって「恵みの雨」になってくれれば、これ以上のことはありません。

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プレーできたのは初戦の1試合だけでした