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2016年10月

チーム

鈴木尚広選手が現役引退「盗塁は自分が一番輝ける場所」

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すっきりした表情で引退会見を行った鈴木選手


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ファンに対し「いつ出るか分からない自分に熱い声
援を送っていただき、ありがとうございました」


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花束を受け取り、笑顔を見せる

 鈴木尚広外野手(38歳)が、今季限りで現役引退することになりました。

 13日に東京・文京区の東京ドームホテル行われた記者会見で鈴木選手は「今年に入り自分の中で、引き際をどうするか葛藤の中で送ったシーズンだった。正直、体力的、技術的なものは上がっている。それに対して、自分の心が離れていった。僕の仕事は一発勝負。心技体のどれか一つが欠けてしまえば、勝負はできない」と引退を決意した理由を語りました。

 現役20年を振り返り、「(一軍に上がれなかった最初の5年間は)できれば思い出したくもない……。福島から出てきて、圧倒的な力の差を感じ、1年間に3回も骨折した。そんなところからここまで成長できたのも、そういう貴重な経験をしたからかも」。そして2002年から当時の原監督に足のスペシャリストとして起用され始めたことを「感謝しきれないほどの思い出がある。最初は期待に応えられなかったが、だんだん成長して、原前監督にいい結果をプレゼントできるようになった」と笑顔で振り返りました。20年間で一番の思い出はと聞かれ「僕の中で大切にしてきたのは、野球に真しに取り組んで準備をして、いつ行く(出番がある)か分からない戦いを見つめながら準備していく。そういう時間のほうが長く、そこが僕の思い出の場所」と答えました。そして盗塁・走塁について「自分が一番輝ける場所。数秒の世界の中で勝敗が決まる。その一瞬のために準備する。僕の中では一番魅力のある場所」と述べました。

 代走で登場する時のファンの大歓声について「実を言うと、相当プレッシャーになっていた。しかしあの歓声がなかったら、成功率はもっと低かった。僕にとって最大の武器だった」と話し、「長きに渡りいつ出るか分からない自分に熱い声援を送っていただき、心より感謝しています。ありがとうございました」と礼を述べました。

 鈴木選手は、福島県の相馬高から1996年のドラフト4位で巨人軍に入団。6年目の2002年4月2日の中日戦(ナゴヤドーム)の九回に代走でプロ初出場を果たし、同年以降、俊足の外野手として7度のリーグ優勝、3度の日本一に貢献しました。

 2008年には105試合に出場して自己最多の30盗塁(リーグ5位)。同年、外野手部門でゴールデングラブ賞を受賞。2015年には監督推薦でオールスター戦にも出場しました。

 巨人軍一筋の現役20年間で1130試合、2割6分5厘、10本塁打、75打点。通算228盗塁は歴代58位タイ。通算盗塁成功率(200盗塁以上)は歴代1位の8割2分9厘1毛です。

 「鈴木選手20年の軌跡」はこちら