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2017年10月

チーム

片岡選手が現役引退を表明

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引退会見を行った片岡選手


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会見の締めには選手会長の長野選手から花束が贈られました


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チームメイトを前に笑顔を見せました

 片岡治大選手が1日、今季限りでの現役引退を表明し、東京ドーム内で会見を行いました。

 スーツに身を包んで緊張した面持ちで会見場に姿を現した片岡選手は、「正直まだすっきりしていない」と切り出し、「身体の方もついてこないというのもあったので、こういう決断に至ったんですけれども、まだ悔しさの方が大きいです」と唇を噛みました。

 今季は一度も一軍でプレーすることがかなわず、「希望を持ってリハビリを重ねてきたんですけれども、なかなか思うような動きができず、何回も心を折られたので、このタイミングで身を引いた方がいいのかなと思いました」と話しました。そして「怪我で思うような野球ができず、自分の心が(日本一という一つの目標に向かう)みんなと同じ方向に向かなくなったというのが一番だと思います」と、引退を決断した思いを口にしました。

 片岡選手は、栃木・宇都宮学園高(現 文星芸大附高)から東京ガスを経て、2005年にドラフト3巡目で西武ライオンズに入団。2007年から4年連続で盗塁王に輝き、2008年にはリーグ最多の167安打をマークして、西武の日本一に貢献しました。2013年オフにフリーエージェント(FA)権を行使して巨人に入団しました。

 ジャイアンツに移籍してから昨年までに49盗塁をマークし、通算盗塁数は320と、その俊足でファンを魅了した片岡選手。盗塁については「小さな1プレーですけど、試合を動かす大きなプレーにも変わりますし、誰もができることではないのかな」と話し、「僕は走るという武器を身につけることについて精一杯トレーニングしてきたんで、こういうふうにフィーチャーされて、本当にやっててよかったなと思いました」と少しだけ自分をほめるかのようにうなずきました。

 2009年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表の一人として、世界一にも貢献。プロ野球生活13年間を振り返り、「本当に苦しかったことが多かったんで、いい思い出というよりは、しんどかったです」と正直な気持ちを吐露しました。

 ジャイアンツでの思い出については「大した結果も残せなかったので、みなさんには申し訳ないと思っていますけれども、ジャイアンツのユニホームを着てやれたことは、一番の自慢になると思うので、大切にしたいと思います」と話しました。

 会見後、試合前ミーティングの場でチームにも挨拶。「みなさんと野球をやれたことは本当にこの先一番の自慢になると思います。これからはみなさんの活躍を外から見てゆっくり応援したいと思います。今までありがとうございました」と頭を下げると、温かい拍手に包まれました。高橋由伸監督からは「ヤス、お疲れ様」とねぎらいの言葉がかけられました。

 「二軍、三軍といる時間が多かったので若い子もいっぱい見させてもらいましたし、そういった選手を指導出来たらな、とは思います」と将来の目標を語った片岡選手。「なんの取り柄もなかった僕をここまで支えてくれたみなさんに感謝したいと思いますし、少しでも応援してくれたファンのみなさんには感謝してますので、今までありがとうございましたと伝えたいです」と静かにユニホームを脱ぎました。