GIANTS
YOMIURI GIANTS OFFICIAL WEBSITE

FOLLOW THE GIANTS

  • twitter
  • facebook
  • instagram
  • line

トップ  >  ニュース  >  GIANTS ニュース一覧  >  GIANTS ニュース詳細

GIANTS NEWS
GIANTS ニュース

2018年9月

チーム

杉内投手が引退会見「本当に幸せな野球人生」 

写真

現役引退を表明した杉内投手


写真

「本当に幸せな野球人生でした」


写真

内海投手から花束を贈られ涙


写真

会見前には東京ドームを訪れ、
高橋監督らにあいさつしました

 杉内俊哉投手が12日、東京都文京区の東京ドームホテルで記者会見を行い、今季限りでの引退を表明しました。

 スーツ姿で会見場に現れた杉内投手は冒頭、「今季をもちまして17年間のプロ野球生活にピリオドを打つと決意いたしました」と集まった報道陣に緊張した表情で自ら報告しました。
 2016年からの3シーズンは股関節や左肩を痛めた影響で一軍登板はかなわず、「引退したほとんどの選手は自分はもっとやれたんじゃないかとか、けがさえなければという後悔の念がこみ上げてくると思います。僕もその一人です。最後までマウンドに立って、子どもの時に夢見たプロ野球選手が一生続くと思いたかったです。こうやって引退会見を開かせてもらって、これが現実なんだと実感しています」と無念さもにじませました。

 現役17年を振り返り、「僕の野球人生は決して順風満帆ではなかったです。失敗や過ちをおかして、投げるのが怖くて眠れない日も過ごしましたし、逃げ出したい日もありました。でも、マウンドに上がるとたくさんのファンの方の声援が支えになり、チームメートは勝ち負けに関係なく励まし合い、家に帰ると家族の応援に勇気づけられ、今の自分が成り立っていると思います」と周囲の支えに感謝を示しました。そして、「ホークスで10年、ジャイアンツで7年、すばらしいチームメートに出会い、本当に幸せな野球人生でした。ファンの皆様、こんな僕を最後まで応援してくださって本当に感謝しています」と涙で声を詰まらせながら頭を下げました。

 引退を決意した理由については、「若い選手と過ごすことが多くなり、自分が野球選手ではなくなっているなと感じました。勝負師としては違うかなと思いました」と涙ながらに話しました。

 電話で引退を報告したソフトバンクの王貞治会長から「よく頑張った」とねぎらいの言葉をかけてもらったことも明かしました。

 高校時代からライバルだった中日の松坂大輔投手については、「彼を追いかけてやってきた一人でした。松坂に勝つことなく、引退するのは心残りですが、これからは彼を応援したい」とエールを送りました。

 最も忘れられない試合は、ソフトバンク時代の2010年9月25日にダルビッシュ有投手と投げ合って1‐0で完封勝利を収めた試合と、巨人に移籍した後の2012年5月30日の楽天戦で田中将大投手と投げ合い、2‐0でノーヒットノーランを達成した試合をあげました。「日本を代表するピッチャーに投げ勝った試合で印象深いです」と理由を説明しました。

 会見の最後に、後輩の内海哲也投手がサプライズで登場して、「(FAで)憧れの選手が来るということで楽しみにしていましたし、三連覇という偉業も達成していただいた。本当に性格もいいし、僕たち後輩を背中で引っ張ってもらい感謝しています。17年間本当にお疲れさまでした」と花束を渡すと、再び感極まって涙を流していました。

 杉内投手は2002年、三菱重工長崎からダイエーに入団。キレのある速球とスライダーを武器に、05年には最多勝と最優秀防御率のタイトルを取ったほか、パ・リーグ最優秀選手、沢村賞に選出されました。

 12年に巨人にフリーエージェント移籍。3年連続の2桁勝利でリーグ3連覇に貢献しました。15年秋に股関節を手術してから一軍登板がなく、復帰を目指す過程で左肩を痛めていました。通算成績は142勝77敗、防御率2.95、2156奪三振。