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訪問・支援事業

活動報告2008年

2008.02.21

小平市立第三中学校

 巨人軍のOBが中学校の野球部を訪問し、プロの技術とメンタルな面を部員とその指導者に伝える「プロ&キッズ野球教室~中学校部活動訪問~」が17日、小平市立第三中学校で行われました。現役時代に投手として活躍した荻原満さんと、13年間ジャイアンツ一筋で活躍した後藤孝志さんが同校野球部員38人、小平市立第二中学校野球部員18人と小学生の野球チーム、ジュニア・ファイアーズのメンバー17人の合計73人を指導しました。

 開会式では、後藤さんは部員達に「野球は『思いやりと助け合い』のスポーツで、この精神があれば上達します」とあいさつ。荻原さんは「私の持っている技術を全て教えるので、一つでも二つでも吸収して下さい」と言って教室はスタートしました。

【スケジュール】
◆バッテリー(荻原)
キャッチボール/遠投/投内連係/ピッチング
 荻原さんは、キャッチボールの際に、「投げるたびにトップの位置が変わると、コントロールが定まりません。ボールを持った手をしっかりと頭の後ろまでしっかりもってくるように意識して投げるように」とキャッチボールで暴投している子供にたちにアドバイスしました。また、「どうしたら速くて力のある球を投げられるようになるのか」の問いに、「腕を速く強く振れるようにすること、そのためには遠投が有効です」と答えていました。
 投内連係では、一塁側の打球に対しての対応を行い、マウンドから一塁ベースの入り方や声の出し方を指導。そして、「プレーする際には、一つ二つ先の事を想定しよう」と話しました。
 一緒に練習を行ったキャッチャーには「キャッチャーはグラウンド上の監督です。9人の野手の中で唯一反対方向を向いていて、グラウンド全体が見渡せるポジションです。的確に判断をして、残り8人の選手へ的確に指示を出せるようになれば。もっともっと野球が楽しくなるはずです」と東海大学では主将を務め、昨年まで一軍のサブマネジャーとして常に原監督の傍で授かった、貴重な経験を元に指導しました。
 ピッチングでは、一人ひとり合った指導を行い、欠点を修正するのではなく個性を伸ばすことに重点を置いていました。サイドスローの選手には「リリースポイントをしっかり決めること。そのためにはしっかり腕を振るとともに腰の回転を最大限利用しようと」声をかけていました。


◆野手(後藤)
キャッチボール/守備/バッティング
 キャッチボールでは、まずボールの握り方や腕の振り方など基本動作の確認をしました。その後、ただキャッチボールをするだけではなく「ボールの回転を見る(=球種を見分けるときに役立つ)」「強いボールを投げる」「テークバックの時にボールは外側(=肩、肘が壊れないため)」「相手が捕りやすいところに投げる」ことを意識させて、部員一人一人の名前を呼び「ナイスボール!」「パーフェクト!」と声をかけながら丁寧に指導を行いました。
 守備の指導で後藤さんは「捕球の際に打球に対してはグラブの捕球面をを早く見せられるように」「ボールを卵だと思って捕球しよう」「捕球後はスローイングする方向にしっかりとステップをする」などアドバイスをし、「試合中は、普段お世話になっている監督やコーチに守備を通じて“安心感”を与えて恩返しをしよう!」と声をかけました。また、ミスを減らすためには《1》ボールを捕った場合《2》ファンブル、ジャッグルした場合《3》ボテボテのゴロだった場合どの塁に投げるかを常に想定していることが大事だと伝えました。

 打撃練習では代表の部員数人に素振りをさせてみせました。《1》リズム感を持ってタイミングをとろう《2》強い打球を打つにはトップの位置から最短距離でバットを振りぬこう《3》バットを構えるときには上から構えることによってリラックスできる《4》チップを減らすに両目でしっかりと球をみることなどと後藤さんも実演しながら指導となりました。その後、後藤さんがピッチャーを務め全員がバッターボックスに立ってフリーバッティングが行われました。「力を抜いて」「打つポイントをもう少し前で」とアドバイスをして、いい打球が出ると部員も後藤さんも満足そうでした。
 また、走塁では、後藤さんが「打撃、守備と違って、走塁は聞いただけでプロと同じことができる」と伝え《1》アウトかセーフか間一髪のタイミングで1塁ベースを駆け抜ける際に小股ですばやく見せる《2》ケガをしないベースの踏み方、スライディングの仕方《3》リードオフのとり方《4》ホームへの有効な走塁方法を実演を交えながら指導しました。また後藤さんは現役時代に打ったあと「エラーしろ、エラーしろ」と心で念じながら走って、エラーしたらすぐに次の塁を狙えるように準備をしていたそうです。
最後も後藤さんは「野球は思いやりと助け合いのスポーツです。今日教わったことを色々な人に教えて下さい。自分だけが上手になろうとする人は上達しません。ケガに注意して頑張ってください」とエールを贈りました。

 小平第三中学校の、小林寛道主将と小平第二中学校の木村優人主将は「大事なことをたくさん教わり、これからの試合で役立てていきたい」と語ってくれました。

小平第三中学校 野球部顧問 北野一也先生
「仲間を思いやり助け合い、いかに野球を深めていくか、そして普段の生活の中に野球のヒントがたくさんあることに気付かされました。子供達は1人1人のレベルに合わせて、的確な指導を受け、段々と変わっていく部員の姿に感動しました。子供達は大きな夢を描いて明日からの練習に励んでくれると思います」

小平第二中学校 野球部顧問 佐野友哉先生
「技術だけではなく日常での心構えが野球へと繋がっていくということが心に響きました。野球の奥深さと素晴らしさを再確認しました」

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