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プロ&キッズ野球教室

活動報告2008年

2008.02.12

大田区立大森第八中学校

 巨人軍のOBが中学校の野球部を訪問し、プロの技術とメンタルな面を部員とその指導者に伝える「プロ&キッズ野球教室~中学校部活動訪問~」が11日、大田区立大森第八中学校で行われました。現役時代に投手として活躍した荻原満さんと、ガッツ溢れるプレーでファンを魅了した後藤孝志さんが、同校野球部員25人を指導しました。

 キャッチボールでは「強いボールを投げること」を目標に、ボールの握り方や腕の振り方など、基本動作を確認しました。荻原さんも後藤さんも「パーフェクト!」、「ナイスボール!」と大きな声で、一人ひとりに声をかけながら指導しました。

 キャッチボールの後はバッテリーと野手に分かれて指導が行われ、バッテリー指導は荻原さんが担当しました。
 コントロールを良くしたいという投手陣の要望に応え、「制球をよくするためには下半身を使ったフォームが大事」と話しました。軸足に力をためる方法やステップの位置などピッチングにおける下半身の動きを重点的に教えました。また軸足に体重をのせるトレーニングなど様々な練習方法を伝授され、部員たちは早速それらを実践していました。捕手に対してはショートバウンド捕球や二塁送球の技術について実演を交えながら詳しく指導しました。

 一方野手組は後藤さんの指導の下、まず守備練習を行いました。後藤さんがゴロ、フライの捕球方法、送球のステップを中心に教えました。部員たちは「打球に対して、グラブの捕球面を見せるように構えることでゴロが捕りやすくなる」と指導され、そのコツをものにしようと、手で転がされた球を捕球する練習を何度も繰り返していました。次に後藤さん自らがバットを握り、ノックを打ちました。「ノーバウンドで投げることにこだわらずとにかくアウトにすることにこだわろう」というアドバイスは部員たちに浸透したようで、ノックの中でもしっかりと実践されていました。

 続いての打撃練習では、素振りについて「振った後にしっかり止まることが大事。それによってスイングに必要な力がつく」と指導。部員たちは驚いた様子で聞き入っていました。その後なんと後藤さんがバッティングピッチャーを務め、全員でフリーバッティングを行いました。なかなかバットにボールが当たらない部員にも、「当たるまでやろう!」と声をかけてボールを投げ続けてくれました。
 また、走塁練習ではリードオフのしかたやベースランニングの基本について指導。二塁からの本塁への走塁では、「得点につながる大事な場面なので、ロスをなくして走る距離を短くしよう。それから、ベースを蹴って方向転換することで膨らみを小さくすることができる」と話し、全員で二塁から本塁への最短ルートを確認しながら走塁練習を行いました。

 最後に荻原さんは「根気強く練習すれば必ず身につきます。今日学んだことをメモにとって忘れずに頑張って下さい」、後藤さんは「野球をする上で思いやりと助け合いの気持ちを忘れないこと、そして一生懸命頑張ることが一番大事です」とそれぞれエールを送りました。部員たちからは「教わる前よりも上手くなった気がして、野球が楽しく感じるようになりました」という声が聞かれ、短い時間でコツがつかめたことに自信をもったようです。教えられたことを確かめるように、部員たちは指導後もキャッチボールをしたり、バットを振ったりしていました。

大森第八中野球部 綿貫 秀主将
「自分たちではわからないポイントを指摘してくれ、自らお手本を示してくれたのがわかりやすかったです。大会では勝ち進むことを目標に練習していきます」

大森第八中野球部顧問 高橋 宏明先生
「走塁や捕手のスローイングなど、自分たちでは指導法がわからないところを教えてもらいました。一人ひとりに合ったアドバイスを送ることも大いに参考になりました」

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