プロ&キッズ野球教室
活動報告2007年
2007.11.04
練馬区立開進第四中学校
ジャイアンツのOB が中学校の野球部を訪問して技術指導を行う「プロ&キッズ野球教室~中学校部活動訪問~」が4日、練馬区立開進第四中学校で行われました。講師は76盗塁のセ・リーグシーズン最多盗塁記録を持つ巨人軍OBの松本匡史さんが務め、同校の野球部員35人に対して熱血指導を行いました。
冒頭で松本さんは「一つ一つの練習に対し、何のために行っているのかを理解しながらプレーして下さい」と述べ、実技の指導が始まりました。
まず守備練習では同校が普段行っている走者付きのシートノックが展開され、松本さんは「声の連係を大切に」「試合と同じ気持ちで」「相手に対する思いやりを忘れずに」などと、ワンプレー毎にアドバイスを送っていました。その後内野手には構え方とゴロ捕球、外野手には飛球捕について指導をしました。特に外野手には自分の守備位置よりも後方の飛球について、半身(はんみ)になることを意識させ、そのためにはボールの落下点の方向へ素早く足を引くことを教えました。
また、打撃練習は実際にティーバッティングを打たせながらの手取り足取りの指導となり、特に下半身の使い方については繰り返し説明が行われていました。
走塁練習は松本さんの専門職とあって、1時間近くかけてじっくりと指導が行われました。「走塁においては打球、状況判断が大切で、好走塁をすればチームに勢いがつき、逆に走塁ミスをすれば相手に流れがいってしまう」と話し、オーバーランでは1塁ベース手前での膨らみ方、リードオフでは次の塁までの最短距離、盗塁においてはスタートの1歩目のきり方についての指導が行われました。また、2塁走者のリードの取り方もアウトカウントによって違うことを伝えました。
実技指導終了後のミーティングでは、技術面だけではなくメンタル面においても様々な質問が飛び交いました。「野球をしていて心がけたことは?」の質問に、「おきてしまった失敗やミスは仕方ない。前向きに考えること。そして何よりどんなピンチでも耐え抜くことが大切。『忍耐』とは私の一番好きな言葉で、色紙にサインするときには名前の横に書き添える」と答え、現役時代ケガに苦しんだ松本さんの言葉には説得力がありました。また、ライトのレギュラーポジション取りに燃える選手にはレギュラーをとる「コツ」として、「自分のセールスポイントを監督に強くアピールすること」と教えました。走塁、打撃だけではなく、声も重要なアピールポイントになると、長年のコーチを務めてきて沢山の選手を見てきた松本さんの話に部員たちは聞き入っていました。
最後に記念品として松本さんから直筆サイン入りの『忍耐』の文字が入った色紙が部員一人ひとりに手渡されると、思い思いに『忍耐』の文字を眺め、眼を輝かせていました。
顧問の山田祐司先生
「走塁が勉強になりました。特にランナーのリードにおいて、スタートの切り方は今後、徹底していきたいと思います」
主将の高橋悟君(遊撃手)
「松本さんの指導方法はとても分かりやすく、教わったことを試合で活かしたいです。自分の将来の夢はプロ野球選手で、走攻守揃った二岡選手のような選手になりたいと強く思っています」
|
|
|