天敵攻略
プロ初ホームランも放った脇谷選手
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2安打1四球の三浦選手
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10勝10敗1分とタイの成績で迎えた横浜との今季最終戦。最後の最後になってようやく“天敵”を克服して勝ち越した。
横浜先発は土肥投手。昨年、横浜には6勝16敗と大きく負け越したが、そのうち土肥投手だけで7敗だ。初めは単に「ローズ選手が苦手としている投手」だったはずなのに、いつの間にやら「スタメンを代えても皆打てないチームの天敵」に育ってしまっていた。
それが今夜は大量9得点。初回に3四球を出すなど土肥投手が乱調だったこともあるが、これまで打てなかったのが嘘のように、あっさり打ち崩した。ルーキーの脇谷選手や、三浦選手ら「土肥アレルギー」のない若手がスタメンで活躍したのも大きい。脇谷選手は、第1打席でセーフティーバントを試みるなど揺さぶりをかけ、快足を生かして内野安打、先制点のきっかけを作ったうえに、5回にはうれしいプロ初ホームラン。三浦選手も2打席連続ヒットの後、第3打席は四球で出塁、追加点に貢献した。
昨年打率2割以下に封じられていた阿部選手にも、ライトスタンド上段に飛び込む豪快な3ランが飛び出した。土肥投手から「ジャイアンツは投げやすい相手」という印象を拭い去れたとしたら、来季に向けてひとつの収穫だ。
週末は優勝争いに望みをつなぐ阪神との2連戦。こちらもここまでの対戦成績は10勝10敗。集中力もモチベーションも最高の相手にも意地を見せて、4年ぶりに勝ち越したい。(岩井 陽子)