GIANTSニュース
2007.06.17
ヴィーナスリーグ 尚美学園大が逆転サヨナラで初V
読売巨人軍が後援している、関東地区の高校、大学、クラブチームなどによる「ジャイアンツ杯・関東女子硬式野球大会」(ヴィーナスリーグ、関東女子硬式野球連盟主催)の春季大会決勝が17日、さいたま市西区の埼玉栄高校総合グラウンドで行われ、尚美学園大学(埼玉県川越市)が3対2で駒沢学園女子高校(東京都稲城市)を逆転サヨナラで下し、初優勝しました。
駒沢学園女子高は初回二死一、二塁で、5番・半田渚選手が中前適時打を放ち、相手守備の乱れもあって2点を先制しました。尚美学園大は二回、四球や敵失などで二死満塁とし、8番・阿部景子選手の三塁ゴロが敵失を誘い、1点を返しました。その後は、駒沢学園女子高・半田、尚美学園大・萱野未久の両先発投手が要所を締める投げ合いを見せ、均衡した試合となりました。
駒沢学園女子高が1点リードして迎えた九回、尚美学園大は二死無走者と追い込まれましたが、代打・渡辺花海選手、1番・新井純子選手が2連続安打で出塁、続く2番・堀口春選手も四球を選んで満塁と、一打逆転の好機を作りました。この場面で3番・岸本麻里選手が、内角高めの直球を詰まりながらも、下がり気味で守っていた右翼手の前に落ちる適時打とし、二塁走者の新井選手が一気に本塁へ生還、劇的な逆転サヨナラ勝ちで熱戦を制しました。
尚美学園大はリーグ戦、決勝トーナメントを9戦全勝で終え、完全優勝を果たしました。同大の新谷博監督は「お互い守備が堅いチームで、1点差ゲームを予想していました。なかなか1本が出ずに最終回までもつれる展開となりました。目標の全勝優勝を達成できて満足しています」と笑みを見せていました。一方、駒沢学園女子高の蘇武秀子監督は「半田(投手)は足を痛めていたにもかかわらず、良く投げてくれました。序盤から流れをつかんでいただけに、惜しい場面がいくつもありました。攻守に弱気な部分があったことが勝敗の分かれ目だったと思います」と話していました。
試合終了後行われた閉会式では、尚美学園大に優勝カップと賞状が読売巨人軍の原沢敦球団副代表から手渡されました。原沢副代表は「野球は2アウトからということを、今日の決勝を見て改めて感じました。すばらしい試合でした。秋の大会では、ジャイアンツ球場を決勝戦に使ってもらいます。プロが試合をする球場で、また今日の様なゲームを期待しています」と、選手らをねぎらっていました。
閉会式では、今大会のMVP、首位打者、ベストナインが発表されました。受賞者は以下の通り(敬称略)。
MVP・萱野未久(尚美学園大)
首位打者・大山唯(花咲徳栄高)
ベストナイン
投手・半田渚(駒沢学園女子高)
捕手・西朝美(尚美学園大)
一塁手・岸本麻里(尚美学園大)
二塁手・田口紗帆(駒沢学園女子高)
三塁手・藤田妃紗(駒沢学園女子高)
遊撃手・関口渚(サムライ)
外野手・田嶋友貴(平成国際大)
豊田真弓(サムライ)
堀口春(尚美学園大)