GIANTSニュース
2007.07.15
骨髄移植を受けた少年が、約束の始球式



読売巨人軍が骨髄バンクを支援する「命のアサガオ・シリーズ」3日目の15日、昨年7月に骨髄移植を受けた千葉県の高校1年生、岡田涼平君(16)が、始球式に登場しました。
昨年12月、上原浩治投手と木佐貫洋投手が、神奈川県伊勢原市の東海大学医学部付属病院の院内学級を訪れ、骨髄移植を受けた子供たちとクリスマス会で交流しましたが、その時学級にいた岡田君たちに上原投手らが「元気になったら東京ドームにおいでよ」と約束し、岡田君が院内学級の子供たちを代表して、今回実現しました。
1月に退院して今では陸上部で円盤投げの選手として活躍し、すっかり日焼けした岡田君は、上原投手にサイン入りの「背番号19」のユニホームを着せてもらい、ブルペンでいっしょにキャッチボールをしました。ボールの握りや投げ方を教わりましたが、「始球式で捕手までとどかなかったら、ユニホームは没収だ。大丈夫、何万人のお客さんの目とテレビ放送で見られているだけだから」と、上原投手からプレッシャーをかけられ、苦笑い。
緊張の面持ちでマウンドに上がった岡田君は、ベンチから上原投手も見つめる中、大きなモーションからストライクの投球で、大きな拍手が上がりました。舞台裏で見守っていた木佐貫投手と握手して笑顔を見せた岡田君は「上原さんが教えてくれたとおりに投げました。スタンドが一瞬静かになり、ウォーと歓声が上がったのがわかりました」と話し、「このようなキャンペーンで、骨髄バンクのドナー登録が増えてくれればと願っています」と訴えました。近くで見守った母親の智子さん(44)は「以前は少し動いただけで息切れしていたのに。移植の時は不安で悩んだりもしましたが、こんなに元気になって、感謝しています。原監督、上原投手らみなさんに協力してもらって、キャンペーンの輪が広がってほしいです」と話していました。