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GIANTSニュース

2007.09.14

おやGの鹿取さん 岡島投手の“くせ”理論を開陳

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 巨人軍OB選手が当時のエピソードを披露する「集え!ジャイアンツおやG!!」に14日、リリーフ投手として知られる鹿取義隆さん(50)が登場し、現在、レッドソックスで活躍する岡島投手が、投げる時に頭を振るくせがあるのは、コーチ時代の自分のアドバイスがきっかけだと明かしました。

 鹿取さんは選手として、プロ野球史上に残る素晴らしい成績をいくつも残していますが、回答はいつも謙虚です。リーグ優勝した87年、MVPに捕手の山倉さんが選ばれた時、鹿取さんも7勝4敗18セーブ、防御率1.90で受賞の可能性があったことから、司会者から「自分かと思ったでしょう」と水を向けられました。しかし回答は「自分ひとりでは取れない。リードしたのは山倉さんですから」。また、1000イニング以上投げた投手の中で、勝率が歴代4位の.668と言われても、「いかに守りがよかったかですね」とかわしました。

 話には、長嶋終身名誉監督をめぐるエピソードも出てきました。

 79年秋、当時の長嶋監督の下で若手18人が徹底的に鍛えられた“伝説”の伊東キャンプ。長嶋さんが「1番長く選手生活を送ったヤツに、オレが金一封を出そう」と約束し、結果的に、鹿取さんがその資格を得ました。ところが、長嶋さんは金一封のことをすっかり忘れていたそうです。後になって、毎年開かれていた伊東キャンプ参加者によるゴルフコンペでその話が出ると、長嶋さんはようやく思い出して「じゃ、来年な」とこたえ、翌年、「ご苦労さま」と書かれた目録を渡してくれました。

 鹿取さんはコーチとしても数々の実績を残しています。元巨人で、現在は大リーグ・レッドソックスで活躍する岡島投手が、投げる瞬間にキャッチャーから目をそらすように頭を振るようになったのには、コーチ時代の鹿取さんの助言があったということです。

 当時、岡島さんはひじをいためて手術をする予定でした。しかし、鹿取さんが投球フォームを動作解析した結果、投げ終わるときに手のひらが上を向いていることが、ひじを痛める原因とわかりました。「ひじを治すのが最初で、足の上げ方、重心のかけ方、他の悪いところも直していったら、勝手に頭が振れだした」そうです。

 司会者によりますと、岡島さんは「首を下げてもいいと言われたのは初めてだった。投球が劇的に変わった」と話していたということです。

 岡島さんはキャッチャーの方をまったく見ていないようですが、鹿取さんは「どっかで見ているようだ。どうやって見ているかはわからないけど」と笑顔で語ります。ただ、「野球教室では、岡島君は特別で、真似するなと言う。投げる方を見て投げるのが正しい」と念を押していました。

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 鹿取さんは、高知商高、明治大から1979年ドラフト外で入団しました。巨人での11年間、移籍した西武での8年間のほとんどをリリーフ投手として活躍、現役19年間で755試合91勝46敗131セーブ、防御率2.76(巨人在籍10年間は466試合45勝29敗58セーブ、防御率2.28)の成績を残しました。巨人時代の87年にはシーズン130試合中63試合に登板、優勝に貢献し“鹿取大明神”と呼ばれました。西武時代の90年には最優秀救援投手のタイトルを獲得しました。

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 おやGは東京ドーム22番ゲート前の「ステージG-KING」で試合前に行われます。次回は16日(日)の新浦壽夫さんです。23日(日)には駒田徳広さん、26日(水)には宮本和知さんが登場します。