GIANTSニュース
2007.09.21
巨人がイースタン・リーグで7年ぶり22回目の優勝

巨人軍は21日、2000年以来、7年ぶり22回目のイースタン・リーグ優勝を果たしました。06年に就任した吉村禎章監督にとっては、2年目にして初の栄冠となります。巨人は29日、山形県野球場でウェスタン・リーグ覇者の中日とファーム日本選手権で対戦します。
ジャイアンツは、3月24日の開幕から2連敗と苦しいスタートを切り、11試合を消化した4月18日には6位と低迷していました。
7チームが争う同リーグは今季、序盤から混戦が続き、4月下旬には一時、3ゲーム差の中に6チームがひしめき合っていました。その時期にジャイアンツは、深田、越智ら若手投手が健闘して4連勝し、4月28日には首位に1.5ゲーム差の2位に浮上しました。
5月上旬には、交互に勝ち負けを繰り返し、5月9日には、今季最大となる首位と4.5ゲーム差の4位と伸び悩みました。5月12~20日の遠征では、深田、上野の好投に加え、3試合連続2ケタ安打するなど打線の調子も上向いたため、7試合で6勝1引き分けとし、着実にゲーム差を縮めました。
5月29日からは、久保、門倉ら一軍経験のある投手らの好投などで破竹の7連勝を遂げ、6月12日には今季初の首位に立ちました。
しかし、首位に立った直後の6月13日から、ジャイアンツは投打がかみ合わず、泥沼の7連敗を喫し、連勝で重ねた貯金を一気に吐き出して再び4位に転落しました。
6月23、24日の新潟県でのグッドウィル戦で連敗を止めたジャイアンツは、その後、9月上旬まで三つ以上の大きな連敗をすることなく白星を重ね、1~3位のAクラスにとどまりました。
北京プレ五輪大会に坂本、田中、深町の3選手が出場することが決まり、8月8~24日にかけて、若手3選手を欠いた厳しい戦いを強いられることとなりました。その間、ルーキーの円谷、育成から配下選手となった松本、育成の成長株・隠善らの活躍で、リーグ上位に踏みとどまりました。
3選手の復帰後、順調に勝利数を増やしてきましたが、9月8~10日の楽天戦で痛恨の3連敗、首位に1.5ゲーム差を付けられる事態となりました。遠征から戻った9月13日、本拠地で門倉の今季2度目の完封勝ちから投打が再びかみ合い始め、日本ハム、ヤクルトなどの上位チームに競り勝って7連勝。7年ぶりのリーグVを果たしました。
投手陣は、久保、福田、門倉、野間口ら一軍出場経験者のほか、2年目の深田がリーグトップの9勝を挙げ、防御率もトップの2.40と好投しました。また、ルーキーの上野と、「フューチャーズ」でも活躍したオビスポがともに5勝しました。中継ぎでは3年目の東野が防御率0点台と好投、2年目の越智や新人の深町、育成の鈴木誠らも健闘しました。
打者では、一軍でも活躍した高校生ドラフト1巡目の坂本が規定打席に達している打者ではチームトップの打率を残し、クリーンナップの一角を務めました。同3巡目の田中もチームトップの10本塁打の長打と強肩を生かした守備で優勝に貢献しました。
リーグ優勝を決めた21日の試合を、巨人軍の滝鼻卓雄オーナーが観戦しました。試合後、滝鼻オーナーは「7年ぶりのイースタン・リーグ優勝おめでとうございます。巨人軍の歴史を紐解くと、二軍が強い時は一軍も強い。この例からいけば、一軍も良い結果がでると思います。吉村監督をはじめ、皆さんの努力と熱意が今日の結果を導いたと思います。残りの試合も全力で戦ってください。そして一軍にも良い影響を与えてくれることを望みます」とチームを激励しました。