GIANTSニュース
2007.09.23
おやG!!…満塁男が明かす「あの時」の真相


巨人軍OB選手が当時のエピソードを披露するトークショー「集え!ジャイアンツおやG!!」。23日は、「満塁男」の異名を取ったスラッガー・駒田徳広さん(45)が登場しました。
駒田さんの「おやG!!」登場は3回目。プロ初打席での満塁本塁打に関してなど、すでに数多くのエピソードを披露して頂いていますが、今回はさらに深く掘り下げ、“ホントのトコロ”と題して様々な逸話の真相を語ってもらいました。
まずは、入団当時のエピソード。駒田さんが初登場の際に明かした「1年目の合同自主トレがとても厳しく、数日で奈良の実家に帰ってしまった」という話には、意外な真相がありました。
駒田さんは入団当時、ピッチャーでしたが、合同自主トレで投球練習の相手を務めたのは本職の捕手ではなく、なぜかファーストミットを手にした副寮長。ガッカリしてランニングに参加すると、今度はひざを痛めてしまい、「こんな練習には耐えられない」と思って帰郷したのだそうです。
次に披露してくれた「真相」も、観衆を驚かせました。饒舌でにぎやかなイメージの駒田さんですが、実は20代半ばまではとても大人しく、試合中も感情を表に出すことがほとんどありませんでした。
そんな駒田さんが打席で凡退して、ベンチに戻ったときのこと。無言で手袋を握り締めていると、先輩の加藤英司さんから「悔しかったら態度に出さないと。気持ちが監督に伝わらないぞ」とアドバイスされました。
そこで、日本シリーズで空振り三振した直後、ヘルメットを地面に叩きつけて悔しさをアピールしようとしましたが、手が滑ってヘルメットはベンチ目掛けて飛び、当時の王監督を直撃しそうになりました。ベンチにいたベテランたちには大目玉を食らったそうですが、王監督からは「あれぐらいやっていいぞ」と声を掛けられたそうです。
「あれからハジケました」と駒田さん。チームのムードメーカーを自任し、負け試合の後も「俺まで落ち込んだらチームが連敗してしまう」と、重い空気が漂うロッカールームで一人で明るく振舞っていたそうです。1989年のリーグ優勝の際には、吉村選手(現二軍監督)とともに「日本で初めてビール掛けに水泳用のゴーグルを持ち込んだ」という逸話も披露してくれました。
ただ、その駒田さんも、同年の日本シリーズで近鉄バファローズに3連敗の後4連勝して日本一を達成した際には、「疲れて、もうはしゃげなかった」とか。同シリーズでMVPを獲得するほどの大活躍を見せましたが、「試合ですべてを出し切って、(他のことに)気持ちが入らなかった」といい、ビール掛けにゴーグルを持ち込むのも忘れてしまったそうです。こうしたエピソードを通じて、駒田さんはプロの戦いの厳しさも伝えていました。
次回は26日(水)。ゲストは「度胸の左腕」宮本和知さんです。