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GIANTSニュース

2007.09.26

「度胸の左腕」は宴会部長?…おやGに宮本さん

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 巨人軍OB選手が当時のエピソードを披露するトークショー「集え!ジャイアンツおやG!!」。26日は、明るいキャラクターでテレビのスポーツ番組などで人気の宮本和知さん(43)が登場し、実は子供のころから「サッカーが大好き」で、将来の夢も「ジャイアンツよりも、(当時の)読売クラブだった」などと話し、会場をわかせました。

サッカー好きのせいで
入団発表欠席


 宮本さんは小学生のころはサッカーで活躍し、野球は中学でサッカー部と掛け持ちしてようやく始めたそうです。高校卒業後に、社会人野球の川崎製鉄水島に入社。1984年にロサンゼルス五輪で金メダルを取り、巨人にドラフト3位で入団します。

 ところが、晴れの入団発表の席を宮本さんは欠席します。その理由もサッカーでした。

 巨人のスカウト部長と契約した直後、グラウンドで体をあたためるため、川鉄の仲間と好きなサッカーを始めましたが、途中で足首をひねってしまいます。「痛えな」と思いながらしばらくサッカーを続け、それから病院へ行ったところ、はく離骨折のため即入院。サッカーでけがをしてプロ野球の入団発表を欠席するという前代未聞の事態に、宮本さんも「スカウト部長にめちゃくちゃ怒られた」そうです。
 
地雷作戦?じらし作戦?

 宮本さんは入団後、左腕投手として活躍します。当時の捕手には現在の村田バッテリーコーチがいましたが、宮本さんはデーブ大久保さんと組むことが多かったそうです。

 ある日、当時中日の落合さん(現監督)との対決で、宮本さんは大久保さんに「じらし作戦で行こう」と持ちかけました。宮本さんはけん制を繰り返し、なかなかホームに投げずに落合さんをじらします。ところが、大久保さんは「地雷(じらい)作戦」と聞き違えていました。大久保さんは、聞きなれない作戦名に、ワンバウンドでもするつもりかなと思い、ずっと腰をうかせて構えていたそうです。

 たっぷりじらした結果、「スコーンと2ベースを打たれた。じらし作戦、意味ねージャン」。ずっと腰を浮かせて待っていた大久保さんについては、「あいつは使えない。(2ベースを打たれたのは)あいつのせいにしよう」と決めたそうです。

飲み代 30万円!

 「宴会部長」の異名もある宮本さんは、当時の桑田さん、斉藤さん、槙原さんら投手陣のまとめ役で、いつも仲が良く、遠征のホテルを抜け出して食事に行くこともたびたびでした。飲み会をめぐる数々のネタも披露します。桑田さんはいつも端っこに座って、「宮本さん、ワイン飲んでもいいですか」と聞いていたそうです。

 失敗もあります。甲子園が雨で中止になり、珍しく大阪の町へ繰り出しましたが、店を知りません。とりあえずホテルの最上階のレストランへ行き、いつものように飲めや、食えやで盛り上がった後、会計はなんと約30万円。払う人をじゃんけんで決めた結果、「槙原が負けた」そうです。

 最近の選手に対しては、「もっと(メディアに)露出しないといけない」と注文をつけます。高橋尚、内海両投手のグアム自主トレを取材に行った時、「町を歩くと二人に声をかけてくる人が少ない。かえって『宮ちゃ~ん』とか言われちゃう。ちょっとさみしかった」と、テレビで今も活躍する先輩は左腕の後輩を気遣いました。

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 宮本さんは山口県下関市出身で、85年に入団。89年のセ・リーグ、日本シリーズ、90年セ・リーグの3度の胴上げ投手を経験しました。97年に引退するまでに66勝62敗4セーブをあげ、通算の防御率は3.60でした。

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 次回の「おやG」は10月2日(火)午後4時から、東京ドーム22番ゲート前の「ステージG-KING」で行われます。ゲストは関本四十四さんです。