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2007.11.04

ヴィーナスリーグ 尚美学園大が春秋連続V

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 読売巨人軍が後援している、関東地区の高校、大学、クラブチームなどによる「ジャイアンツ杯・関東女子硬式野球大会」(通称ヴィーナスリーグ、関東女子硬式野球連盟主催)の秋季大会決勝が4日、ジャイアンツ球場で行われ、尚美学園大(埼玉県川越市)が7—0で平成国際大(同県加須市)を下し、春秋の2季連続優勝を果たしました。

 尚美学園大は二回、2四死球と安打で一死満塁の好機を作ると、松野有沙選手が左中間に2点適時二塁打を放って先制。新原千恵選手が右前適時打で続き、新井純子選手が四球選んで再び満塁となり、市原舞依選手の右犠飛で計4点を挙げました。八回は一死から、堀口春選手、松野選手が連続二塁打などで2点、九回も一死一、三塁で、代打・橋本玲奈選手の左前適時打で1点を追加し、試合を決めました。先発の萱野未久投手は無四球で相手打線を完封しました。

 平成国際大は二回、先頭の高島知美選手が左前安打で出塁。二死二塁となったが、後続が打ち取られてしまいました。七回は3番・田上愛実選手が中前安打と盗塁で一死二塁、八回は先頭の林愛美選手が右翼線二塁打で無死二塁と、終盤で好機を作りましたが、活かし切れませんでした。九回も二死から田上選手が右前安打を放ち、粘りを見せましたが得点することができませんでした。

 尚美学園大は、今大会もリーグ戦、決勝トーナメントを7戦全勝で終え、同リーグでは春秋を通じて16連勝を達成しました。同大の新谷博監督は「序盤に4点を取ったことで、試合の流れをつかめました。無四球で失策もなく、守りを堅めた理想的な野球ができました。まだまだ課題もありますが、シーズンを通してトップを走り続けるという目標は達成できました」と話していました。一方、初めて決勝進出を果たした平成国際大の濱本光治監督は「完敗です。八回に6点差に突き放されたのが大きかった。(完投した)坪内瞳投手はよく投げたと思います。この1年間でチームは大きく成長しました。チームワークにさらに磨きをかけて、来年また挑戦したいです」と語っていました。

 試合終了後に行われた表彰式では、尚美学園大に優勝カップと賞状が読売巨人軍の桃井恒和社長から手渡されました。桃井社長は「尚美学園大は春に続いての連続優勝で、さらに連勝を伸ばしてください。また他のチームは、その連勝を阻止するべく頑張ってください。大会は回を重ねるごとに出場チーム数も増え、技術面でも向上していることが実感できます。これからも野球好きの女子が増えていくことを願っております」との言葉を送りました。

 表彰式では、今大会の最高殊勲選手(MVP)が発表され、尚美学園大の西朝美捕手が選ばれました。西捕手は「MVPは投手が取るものと思っていたので、驚いています。タイプの違う投手4人の長所を引き出すため、一生懸命頑張りました。来季は、リード面はもちろんですが、打撃の面でももっと活躍したいです」と意気込んでいました。また、新波の川保麻弥選手が首位打者のタイトルを初受賞しました。

ベストナインの受賞者は以下の通りです(敬称略)

投手:坪内瞳(平成国際大)
捕手:高島知美(平成国際大)
一塁手:岸本麻里(尚美学園大)
二塁手:柴田侑季(平成国際大)
三塁手:藤田妃紗(駒沢学園女子高)
遊撃手:牧野恭子(尚美学園大)
外野手:梅本由紀(ウェルネス専門学校)
     小久保亜耶(花咲徳栄高)
     新宮有依(埼玉栄高)


3日に行われた決勝トーナメントの結果は以下の通りです。

▽1回戦
ハマンジ 000001001 2
埼玉栄高 20201000X 5

サムライ      010100000 2
駒沢学園女子高 10000002X 3

▽準決勝
埼玉栄高  000000030 3
平成国際大 02120000X 5

尚美学園大    611002100 11
駒沢学園女子高 000000020 2