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2011年12月

チーム

2011.12.03

カリブ便り~第25回:日本では考えられない「個」の衝突

写真

キャッチボールで調整する笠原投手

【12月2日】
 今日は、カグアスに遠征でした。我がカロリーナの先発は、新外国人のリビングストン投手。雨による2度の中断を経て、両チームとも惜しみなく中継ぎを投入し、9回表まで1対1の好ゲームでしたが、8回裏の途中から登板していた20歳の投手が9回裏にサヨナラ内野安打を許してしまい敗戦、首位カグアスとのゲーム差は5.5と開いてしまいました。

 ところで、相手走者がサヨナラのホームを踏んだ瞬間の味方捕手の怒りようが尋常ではなかったのです。どうやら、その若い投手との間にサイン違いがあったようなのです。サヨナラ負けで沈んだムードが支配するロッカールームに突然、当のバッテリーの怒号が響き渡りました。「お前、何でチェンジアップなんか投げてるんだ、ストレートのサインを出したじゃないか」「いや、あれはチェンジアップのサインだった」その若者はまだ20歳、経歴もマイナーリーグの1A止まりなのですが、格上の27歳のメジャー捕手に対し、「そっちが間違えてるんだろ」と一歩も引かないのです。何度か激しい言葉の応酬がありましたが、気がつくと両者、それぞれのロッカーに座り込んで放心状態になっていました。

 プレーに関して熱くなるのは、それだけ真剣にやっているからこそなのでしょうが、個と個が衝突するのは当たり前のような空気があるのは、日本では考えられないことです。恐らくその二人、明日は何のわだかまりもなくあいさつを交わすのでしょう。

 この“事件”について面白いコメントをしていたのは朝井秀樹投手です。「ボクの経験上、サインミスの80%以上は、投手による見落とし、あるいは勘違いです。でなければ、投手が交代したのに前の投手のサインを続けて使ってしまった捕手のミスです」。

 明日はポンセへ遠征です。このリーグでは、日曜日は午後5時から、その他は午後7時半がプレーボールなのですが、明日は土曜日なのに午後6時プレーボールに変更になりました。その訳は、明日、お知らせします。まあ、日本では決してあり得ない理由です。