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2011年12月

チーム

2011.12.05

読売巨人軍前球団代表・清武英利氏に対する提訴について

  読売巨人軍の専務取締役で球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM)だった清武英利氏(61)(解任)が独断で記者会見を開いた問題で、巨人軍と親会社の読売新聞グループ本社は5日、「会社法で定められた取締役の忠実義務に違反した行為により、名誉や信用を著しく傷つけられた」などとして、清武氏に計1億円の賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしました。

 訴状によると、清武氏は10月20日、渡辺恒雄球団会長(読売新聞グループ本社会長・主筆)に来季のコーチ人事を説明しましたが、その後、クライマックスシリーズでの敗退で巨人軍とグループ本社内にフロント人事やコーチ人事を見直す必要があるとの認識が生まれ、原辰徳監督から江川卓氏(元巨人投手)のコーチ招聘案を受けた渡辺会長は11月7日、オーナー、GMを交代させるフロント人事案と江川氏招聘案を桃井恒和球団社長に提案しました。

 清武氏は、これを桃井社長から伝えられると、自分のGM交代について「どういうことですか」と不満を爆発させ、11日に独断で記者会見を強行し、渡辺会長が重大なコンプライアンス違反をしたかのような発言を行いました。また、解任後の25日にも記者会見を行い、同様の発言を繰り返しました。

 巨人軍は、最初の記者会見について、(1)会社法や定款に定められた手続きを無視して独断で行った(2)江川氏招聘案やフロント構想などの秘密情報を公表した(3)コンプライアンスが遵守されていない会社であるかのような誤解を広めた――ことが、取締役としての忠実義務に違反し、会社に損害を与えたとしています。 読売新聞グループ本社も、完全子会社である巨人軍の取締役は親会社に対しても忠実義務を負うとし、清武氏の行為で損害を受けたとしており、解任後の記者会見については、民法の不法行為に基づき、名誉毀損に対する賠償を求めています。

 両社は、歴史と伝統ある巨人軍と言論・報道機関を統括する読売新聞グループ本社の名誉や信用が毀損された損害額は、それぞれ5000万円を下らないとしています。

 球団では現職の専務取締役球団代表兼ゼネラルマネージャー(GM)が、球団と読売新聞グループの信頼を著しく傷つけたことは放置できないと判断しているほか、今回の訴訟は、傷ついた名誉や信用を一刻も早く回復し、ファンに夢を与えられる球団経営を取り戻すために必要な措置、として理解を求めたいとしています。

 読売新聞グループ本社社長で読売巨人軍の白石興二郎オーナーの話
 読売巨人軍の専務取締役で球団代表兼GMという重責を担っていた者が突然、独断で行った違法な言動のせいで、77年の伝統を持つ巨人軍の名声は踏みにじられ、読売新聞はじめ読売グループ全体の名誉、信用も傷つけられました。 清武氏の言動は、会社法が求める取締役の忠実義務などに明白に違反しており、見過ごすことはできません。機密を漏えいし、虚偽の情報を流布した法的責任を正面から問いたいと考え、提訴しました。 訴訟を通じて、清武氏の本当の動機がGM交代に対する私怨にあったことなど、事案の全容を明らかにし、巨人軍と読売グループの信頼を回復していく所存です。