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2011年12月

チーム

2011.12.08

カリブ便り~第29回:小野投手がホームで先発

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好投も五回に崩れた先発・小野投手


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ホームのスコアボードに小野投手の名が

【12月7日】
 今日はホームにマヤグエス・インディアンズを迎えます。カロリーナ先発は中6日の小野淳平投手、プエルトリコに来て初めてホームのマウンドに登ります。0.5ゲームという僅差の3位(カロリーナ)と最下位の対決、小野投手にとっては自身3勝目を狙う戦いです。受けるキャッチャーは21歳と若いガルシア、2試合続けてのマスクは打撃の好調さを買われてのことでしょう。

 試合開始30分前、雨が降り出し、15分間のプレーボール延期が伝えられました。「ホームの登板が初めてなら、雨に降られるのも初めてですよ」と小野投手が言えば、「じゃあ、初めてづくしで初完投といくか」と河本コーチ。ロサド投手コーチは「いつもビジターユニフォームしか見ていないから、ジュンペイがまぶしく見えるよ」と小野投手の白いユニフォーム姿を見て言います。

 さあ、プレーボール。初回、先頭打者にセンター前ヒット。1アウトの後、ストレートの四球で一、二塁、さらに2アウトとしますが、次打者から空振りをとった初球をキャッチャーが止められず、ランナーがそれぞれ進んで二、三塁、いきなりのピンチを迎えます。しかし小野投手、少しもあわてず、次打者を空振り三振、と思いきや、キャッチャーまたもこれを弾き、打者は振り逃げ。やらずもがなの1点を与えてしまいます。この回の2つの「暴投」などは、キャッチャーが上手ければ、少なくとも前に弾けば防げた類のものですが、ここで野球をやる以上、そういうものと受け入れるしかありません。

 その後、小野投手は二、三回を1安打のみに抑える好投。三回裏、打線は当っている若いキャッチャーの安打を足がかりに、ようやく2点を奪います。これで2対1。点を取ってもらった直後の大事な四回は三者凡退、攻守にリズムが生まれ、小野投手、良い展開で試合を作っていきます。「いいぞ、ジュンペイ。アグレッシブなマウンドだった。素晴らしい。このまま九回まで頼む」とロサドコーチ、まんざら冗談でもなさそうな言葉をかけてきます。確かに球数も47球、完投ペースは維持しています。

 しかし、五回、安打とツーベースで無死二、三塁とされ、浅い外野飛球で1アウトの後、センターの頭上を越えるエンタイトル・ツーベースで2点を失い、逆転を許します。次打者を四球、そして迎えた4番打者に右前に落とされ満塁、ここで監督がマウンドへ。小野投手、無念の降板です。

 「同じチームに何度もやられるなんて。こんなんじゃ一軍は無理だ」と悔しさを隠せない小野投手でしたが、「お前は結果を出しにここに来たわけじゃないだろ。新しい球を試すとか、何かをつかむために来たはずだ。言っておくけど、球のキレは素晴らしいし、一軍で十分通用する。自信を持っていい。ただ、回を重ね球数が増えると、気持ちに引きずられて身体もつんのめってしまうから球が浮いてくる。お前の修正ポイントはそこだけだ」と河本コーチが言葉をかけていました。

 後を受けた投手が犠飛を許し、小野投手は失点・自責点ともに4。チームは最後まで点差をひっくり返せず敗戦、3勝目を狙った小野投手、逆に2敗目を喫し、チームは最下位に転落です。明日は、チームは休養日ですが、我々はいつものようにホテルの脇の公園で練習です。

小野投手
4回1/3 68球 打者22人 6安打 4失点 4自責点 2四球 0死球 4三振
通算成績:先発6試合 30回1/3 2勝2敗 防御率3.26 奪三振21 WHIP1.15

◇順位表
カグアス  16勝 9敗  .640
ポンセ   12勝 12敗  .500  3.5差
マヤグエス 11勝 14敗  .440  5.0差
カロリーナ 10勝 14敗  .417  5.5差