GIANTS
YOMIURI GIANTS OFFICIAL WEBSITE

FOLLOW THE GIANTS

トップ  >  歴史と記録  >  ニュース  >  GIANTS ニュース一覧  >  GIANTS ニュース詳細

GIANTS ニュース

2011年12月

チーム

2011.12.13

カリブ便り~第33回:あるベテランのドミニカン投手の名語録

写真

ブルペンで投げ込む小野投手


写真

朝井投手


写真

連係プレー練習を行う辻内投手


写真

笠原投手

【12月12日】
 今日はホーム球場で全体練習です。選手全員を集めてのロドリゲス監督の言葉は、「今、我がチームは不本意なポジション(3位とゲーム差なしの最下位)にいるが、最近、打線に当りが出て来ているし、投手陣も頑張って抑えてくれている。野手は、さらにチームのための打撃に徹してくれ。投手陣は、これまで以上に強いメンタリティーで臨んでくれ。さあ、今日はチーム一丸となって集中して練習し、明日からの試合に備えよう」というものでした。

 午前10時の陽射しは強く、写真に映る影の濃密さからもそれを感じてもらえると思います。ウォーミングアップの後、投手と内野手の連係プレーを行いましたが、これは開幕前練習の時以来です。久しぶりのピッチングやランニング以外の練習メニューに、選手たちも普段以上に活き活きと楽しそうに身体を動かしていた気がします。

 ピッチングも一、三塁側に捕手が2人ずつつき、多くの投手がきっちりと投げ込むことができました。打撃練習もいつもより多め、その間、投手は一人残らず外野で球拾いです。若いプエルトリコの投手たちも、アメリカ人の先発投手も、ドミニカ人のベテランのリリーフ投手も、そしてもちろん我らがハポネス4人衆も、皆、真面目に最後まで球拾いを続けます。野手の打撃練習を間接的に手伝うという意識が投手全員に行き渡っているのが、こちらに来て驚いたことのひとつです。

 打撃練習が終わると、ほとんどの投手が引き上げます。炎天下の球拾いで消耗したのか、ランニングは省略のようです。日本人4人と、ベテランのドミニカ人投手2人のみが残って、それぞれのランニングメニューに入りました。この2人のドミニカ共和国の投手は、ベテランだけあってとても意識が高く、野球に対する姿勢にブレがないのです。

 今日はこのドミニカ人のうちの一人、M投手の語録を。この投手、見た目はちょっと怖い印象なのですが実は話し好きで、しかもその内容には含蓄があり、「ええこと言うなあ」と朝井投手も感心しています。

 「自分は何でも知っていると思い込んでしまうことほど、おろかなことはない。それはその人の成長を妨げる。成長したければ常に他人の言うことに耳を傾け、何かを学ぼうという姿勢を忘れてはいけない」

 「ふだん謙虚でいることは大事だが、ひとたびマウンドへ上がれば信じられるのは自分だけ。強い自分を全面に押し出さなくてはならない」

 「自分の出身を変えることはできない。自分の両親を変えることもできない。だが、自分自身はどのようにも変えることができる」