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V9の終わりは、まさしく一つの時代の終わりだった。ドラフト制の導入による各チームの戦力均等化が進み、さしもの巨人といえども、圧倒的な強さを発揮できた時代は終わった。
長嶋茂雄監督の初年は、屈辱のリーグ最下位。翌年は巻き返して優勝するなど、浮き沈みの激しいチーム状態が続く。川上監督の後釜は、長嶋→藤田元司→王貞治→藤田(第二次)と続くが、2年連続リーグ優勝は76~77年、89~90年の2回だけ。各チームの力がいかに拮抗していたかが分かる。
この時期最大の話題は、王貞治の本塁打世界記録。76年10月11日、ベーブ・ルースを超える715号本塁打、77年9月にはハンク・アーロンの大リーグ記録を破る756号本塁打を放つ。80年にバットを置くまで、積み重ねた本塁打は868本と、まさに前人未到の記録を打ち立てた。
88年からは本拠地が日本初のドーム球場、東京ドームに変わっている。
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