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HISTORY ジャイアンツ栄光の記録
選手列伝 球団史 監督列伝
1975~1992
戦国時代~低迷と栄光と

江川 卓(1979~1987)

 「戦後最大の怪物」とも言われ、アマ時代から常に図抜けた存在として野球ファンの注目を集めた。

 作新学院で甲子園に春夏連続出場。公式戦145イニング無失点を記録し、「怪物」の異名を欲しいままにする。73年ドラフトで阪急の指名を蹴って法政大に進学、六大学リーグの4連覇に貢献した。77年ドラフトでクラウン(現西武)に1位指名されるが拒否。78年11月、巨人との契約をめぐり紛争となり、コミッショナーの要望で巨人入団を白紙撤回、ドラフトの交渉権を得た阪神に一時入団後、79年4月6日、巨人に正式入団した。

 デビューの79年こそ9勝10敗と負け越したが、翌年は16勝で最多勝のタイトルを獲得。さらに81年は20勝6敗で最多勝、最優秀防御率(2.29)、最優秀勝率、最多完封、最多奪三振とセ・リーグの投手タイトルを独占。「怪物」の本領を思う存分発揮した。82年には無四球試合10回と、コントロールの良さも見せつけている。

 肩を痛めたため現役生活は9年で終わったが、全盛期のピッチングは、それこそ「記録より記憶に残る」ものだった。現役引退後は軽妙な野球解説で人気を集めている。

通算成績

試合 勝利 敗戦 セーブ 投球回 奪三振 防御率
266 135 72 1857 1/3 1366 3.02

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