長嶋から王へ。また、王から長嶋へ。ONの間に登板した「つなぎ」の印象も高いが、監督としての通算成績はこの二人を遥かに上回る。勝率.588は王、長嶋を凌ぎ、V9を指揮した川上(.591)に迫る勢い。
81年、監督に就任した年にいきなりリーグ優勝。日本シリーズでも日本ハムを破って、V9以来となる日本一に輝いた。再登板した89年には、3連敗からの4連勝で2度目の日本シリーズ優勝を勝ち取る。リーグ2連覇を飾った翌年のシーズン88勝は、66年(89勝)以来の勝ち星。
監督通算7年でリーグ優勝4度、日本シリーズ制覇2度。Bクラスに落ちたのは91年の一度(4位)だけだった。
投手出身だけあって、投手操縦法は巧み。81~83年は江川、西本の両エースを、89~92年は斎藤、槙原、桑田の三本柱をうまく使い、リーグ最高のピッチングスタッフを作り上げた。特に89、90年は2年連続20勝の斎藤を軸に使い、77年以来となるシーズン80勝以上を挙げてのリーグ2連覇。選手掌握術の巧みさで、歴代の名将に数えられる一人である。
監督通算516勝361敗
■監督通算成績
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