水原茂の跡を受け、61年、監督就任。それからの14年間でリーグ優勝11回、出場した日本シリーズ全てに勝利、65年から73年までは空前絶後のV9を達成し、第3期黄金時代を演出した。
この時代の巨人は、王・長嶋という2大スーパースターをそろえ、その前後を打つ打線も柴田、高田、土井、森と巧者揃い。投手陣も堀内、高橋一三の二枚看板で他チームを圧倒した。毎年のように行われる補強も効果的で、金田、高倉、桑田ら他チームからの移籍組も活躍、長期間に渡って高レベルの戦力を保った。
この時期の巨人に多大な影響を与えたのが、大リーグ・ドジャースの戦法。当時大砲がいなかったドジャースは、モーリー・ウィリスを中心に、脚を使った攻撃を得意としていたが、これをいち早く取り入れた。盗塁だけでなく、隙を見てすかさず次の塁を狙う積極的な走塁は、「抜け目ない野球」として他チームに恐れられた。決して、王、長嶋という長距離砲を揃えた、派手なだけのチームではなかった。この堅実さが、「負けない野球」というチームカラーを作り、V9に結びつく。
監督通算1066勝739敗
■監督通算成績
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