常勝・川上の跡を受け継ぎ、75年、引退と同時に巨人第8代監督に就任。スーパースターの采配ぶりに注目が集まったが、V9時代を担った選手の高齢化、各チームの戦力拮抗などの要因が重なり、苦しいチーム運営となった。
就任1年目の75年には、勝率.382と沈み、球団史上初の最下位。76、77年と巻き返して2年連続セ・リーグ優勝を成し遂げるが、日本シリーズでは阪急の前に敗れる。その後は2位、5位、3位と優勝から遠ざかり、6年で監督の座を降りる。
93年、実に13年ぶりに監督復帰。Jリーグ人気に押され勝ちだったプロ球の救世主として期待される。その年は3位に終わったが、94年、球団創立60周年の記念すべき年にセ・リーグ制覇、さらにその勢いで、日本シリーズでも当時最強軍団と言われた西武に競り勝ち、5年ぶりのシリーズ制覇を達成した。96年にもセ・リーグ優勝。2000年には、王貞治監督率いるダイエーとの「日本シリーズON対決」を制し、6年ぶりに日本一に輝いた。2001年シーズンを最後に勇退、終身名誉監督となる。
采配スタイルは「カンピューター」「ひらめき」とも言われる。現役時代と同様、ファンを第一に考える姿勢は、川上とはまた別の意味での「プロらしい」指揮官だった。
監督通算1034勝889敗
■監督通算成績
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