集え!ジャイアンツおやG
名古屋では王さんと同室~高橋一三さん
2008.07.01

「おやG」3回目の登場となる高橋一三さん
巨人軍のOB選手が現役時代のエピソードなどを披露するトークショー「集え!ジャイアンツおやG!!」が7月1日(火)、東京ドーム22番ゲート前の「ステージG-KING」で行われ、「V9左腕」高橋一三さん(62)が、少年時代の話や王貞治さんとの思い出を語りました。
広島県の自然の中で育った高橋さんにとって、幼いころの遊びといえば野球だったといいます。放課後に、軟式テニスボールを使い、稲刈りした後の田んぼなどで野球をしたそうで、高橋さんは「デコボコの田んぼで足腰が鍛えられました。だから現役時代もあまりけがはしなかったのでは」と話していました。本格的に野球を始めたのは中学生時代に軟式野球部に入部してから。入部してから半年間は、毎日ひたすら走らされ、その後も農薬が散布された田んぼで球拾いするなど厳しい練習内容に、初めて野球をやめたいと思ったそうです。体格の良かった高橋さんは当初、一塁や右翼を守り、念願の投手になったのは2年生の秋。その大会でチームはいきなり優勝を果たし、プロの片鱗を見せていたようです。

「V9左腕」として活躍した現役時代の映像も流されました
この日は「王貞治シリーズ」ということもあって、王さんのこともトークの話題になりました。高橋さんはV9時代、遠征で名古屋に行くと、宿舎では王貞治さんといつも同室になったそうです。高橋さんは「王さんはよく食べてよく飲んでよく寝る人。そして、寝ぞうも悪かった」と告白。部屋では、両端に布団を離して敷いていたそうで、「間空けておかないと大変なことになりますから。重いなあと思ったら王さんの足が僕の体の上に乗っていることもありましたよ」と当時の秘話も明かしました。
現役引退後は、巨人の投手コーチや二軍監督を歴任した高橋さん。トークは現在の選手の練習方法にも及びました。「最近は、ウエートトレーニングなどの技術練習を多くやるようになった。昔は設備も整っていなくて、ランニングや素振りなどの技術を高めるための強化練習に力を入れていました」と、昔は技術より基礎体力を伸ばすような内容だったと指摘。「OBの中には『昔はものすごく練習した』と言う人いるが、それ違います。今の選手の方が夜遅くまで練習していますよ。ただ昔は、切り替えがうまく集中力があったね」と話していました。