試合結果
グライシンガーが好投 リーグ連覇を達成

先発のグライシンガー
優勝マジック「2」のジャイアンツは阿部の先制ソロなどで小刻みに得点し、投げては先発のグライシンガーの好投で東京ヤクルトスワローズに快勝した。この日、2位の阪神が敗れたため、ジャイアンツのリーグ優勝が決まった。
巨人は四回、阿部がヤクルトの先発・ゴンザレスから、巨人ファンの待つ左翼スタンドへソロホームランをたたき込み、1点を先制。
その裏にヤクルトに同点に追いつかれたものの、直後の五回、先頭の鈴木尚が内野安打で出塁。足を生かして二盗、さらに三塁へ進んだ後、バッテリーエラーの間に、勝ち越しのホームを踏んだ。
六回には、一死二塁で阿部が右翼越の大きなタイムリー二塁打を放ち、3点目をあげた。
一方、マウンドのグライシンガーは立ち上がりから危なげない投球。四回にタイムリーを許したが、失点はこれだけ。九回二死までを投げ、被安打4本、8奪三振の好投で17勝目をあげた。
最後はクルーンが登板。青木をきっちりと二塁ゴロに打ち取った。
試合では、粘るヤクルト打線が放つ強い当たりを、木村拓や亀井らがファインプレーで止めるなど、堅守も光った。
また、六回、二塁走者の阿部はけん制プレーでのアクシデントで途中退場した。阿部は都内の病院でレントゲン検査などを受け、右肩関節の挫傷と診断された。
監督インタビュー
Q:優勝が決まり、今の率直なお気持ちを聞かせてください。
すごい選手たちですね。素晴らしい。最後まであきらめずに戦ってくれたメンバーは、まさに歴史を作り、伝説を作ってくれたと思います。
Q:胴上げで宙を舞った気分は?
今年の阪神は強くて、前半に突き放されて、しかしがけっぷちの中で一人もあきらめずに戦った。10月8日に、阪神の岡田監督とメンバー交換した時、「ついにここまできたな、とにかくいいゲームをしよう」と言ってくれた。勝負の厳しさというか、覚悟というか、そういうものを感じさせてくれた。素晴らしいペナントでした。
Q:阪神と最後までわからない今年のペナントレース。最後の方はどんな気持ちで指揮を取っていたのですか。
巨人ファンも少しあきらめているような状況もあったと思います。しかし、だんだんだんだん近づいてくるにつれて、われわれの力と、その力以上にファンの方も応援してくれている。それが、ひしひしと我々に伝わったし、一体となって戦いました。
Q:次はクライマックスシリーズです。
まだクライマックスシリーズと言うよりも、この143試合目に決められたことが、監督としてもほっとしているし、ファンのみなさんと大いに喜びたいと思います。本当にありがとうございました。
歴史を作り、伝説を作ってくれた