「救命救急講習会 第2弾 in G球場」を実施

2015.06.26

指導を受けながら心肺蘇生法を学ぶ岡本選手
指導を受けながら心肺蘇生法を学ぶ岡本選手

読売巨人軍の社会貢献活動「G handsプロジェクト」(Gハンズ)の一環として25日、BLS(Basic Life Support=一次救命処置)講習会を、ジャイアンツ球場で開催しました。3月1日に東京ドームで、ファン、選手、スタッフを対象に行った講習会に続く第2弾で、今回は岡崎郁二軍監督、コーチ、選手とスタッフ計約100人に、AED(自動体外式除細動器)などを使った応急の救命救急講習を行いました。

AEDの普及・啓発団体である「減らせ突然死プロジェクト実行委員会」委員で大学教授の小峯力さんを講師に迎え、まずは、“AEDを使うということが、いかなることか”というお話から講習会をスタートしました。

「日本の救命救急医療は非常に発達しているが、それでも救命救急の現場で命が助かって社会復帰できる確率は、わずかでしかない。心臓に突然の異常をきたした時、わずかな確率ながら助かった人に共通しているのは、一番近くにいる人に適切な処置をしてもらったということです」。

「ジャイアンツの選手には、グラウンドでもし仲間が倒れたときに真っ先に助けに行ける人であってほしい。もし道で誰かが倒れていた時に、AEDを使うことが出来る人であってほしい。倒れた人のその後ろには、家族や友人、大勢の人がいることを想って……」。

この言葉を受け、「G hands」と記されたそろいの白いTシャツを着用した選手、コーチ、スタッフたちは野球の練習のごとく、積極的に講習会に取り組みました。小峯教授のゼミを受講している学生らのサポートの下、

「大丈夫ですかー!? 大丈夫ですかー!?」
「あなた、救急車を呼んでください!」
「あなた、AEDを持ってきてください!」

と大きな声を出しながら、胸骨圧迫を行ったりAEDを使って心肺蘇生の一連の動きを実践しました。

その後、小峯教授から参加した選手、コーチ、スタッフに対して、メッセージが贈られました。

「AEDの使い方を身につけていても、実際に人が倒れている場面に遭遇すると、体も頭も上手く動かない。Stop(一旦止まって気持ちを落ち着ける)、Think(心肺蘇生の一連の流れをもう一度整理する)、Action(心肺蘇生を行う)ということを心に留めておいてほしい」。

最後に集合写真を撮って、プログラムは終了しました。

講習を受けて、ルーキーの岡本和真選手は「AEDに関する講習自体は、過去に何度か受けたことがあったが、今回また新たな発見がありました。目の前に倒れている人がいたら、今日の講習を生かして助けられるような人になりたい」と語りました。

ジャイアンツに関わる全ての人々が社会に貢献できる人材となることを目指す、「G handsプロジェクト」。今回の講習会を通して、少しだけ、その目標に近づけたように思います。G handsの活動を知った皆様にもぜひ、心肺蘇生の方法などに関心を持っていただけることを願っています。

読売巨人軍は、今後も「G handsプロジェクト」を通じて、様々な社会貢献活動に取り組んでいきます。