熊本県益城町で復興支援野球教室

2016.09.12

読売巨人軍の社会貢献活動「G hands」の一環で、ジャイアンツアカデミーと九州ベースボールアカデミーのコーチ陣による「熊本復興支援野球教室」が11日、熊本県益城町で開催されました。

 この催しは7月30日続き2回目となりますが、熊本地震で被災した子供たちを応援することを目的に企画されました。県内の少年野球チームに所属する小学生、野球部に所属する中学生の計68名を、巨人軍の元内野手・古城茂幸ジャイアンツアカデミーコーチや、巨人軍元外野手で九州ベースボールアカデミーの山本光将コーチら8人が指導にあたりました。

 真夏を思わせる残暑の中、「投げる」と「打つ」の指導を行い、参加した子供たちはコーチの解説に熱心に耳を傾け、元気よく練習に取り組んでいました。6年生の吉見駿君は「アドバイスの通り、踏み出した足が開かないように気をつけたらコントロールよく投げることができました」と満足そうに話してくれました。

 教室の最後には選手の中から代表者が古城、山本両コーチに対して投げ、2人で得点を挙げられるかどうかの勝負を行いました。大ホームランも飛び出せば、子供たちが打ち取るシーンも何度かあり、先の吉見君は「山本コーチは抑えられたけど、古城コーチには高めの甘い球を打たれました」とコメント。また、反対に古城投手に対する1打席勝負ではクリーンヒットを放つ選手もあり、会場は大いに盛り上がりました。

 この企画に先立ち、古城コーチが依頼して集めた、高橋由伸監督以下、巨人軍のコーチ、選手たちのサインの寄せ書きをグラウンドに展示。「頑張ろう熊本」と、子供たちへの激励のメッセージも記されていました。古城コーチは「益城町の復興はまだ進んでいない印象ですが、子供たちは元気があり、安心しました。このような状況だからこそ、野球ができる喜びを感じているようで、熱意が伝わってきました」と話していました。

 熊本では大会が中止になるなど、震災の影響は小さくなかったようですが、徐々に子供たちが野球をする環境も整ってきたとのことです。