村田選手が新生児集中治療室を訪問

2016.12.09

 村田修一選手が9日、神奈川県立こども医療センター(神奈川県横浜市)を訪問し、シーズン中に1安打で1万円を積み上げてきた「ささえるん打基金」の贈呈を行いました。寄付金は、シーズン160安打とクライマックスシリーズ5安打を合計し、165万円になりました。

 村田選手の長男・閏哉君(10歳)が未熟児だったことから、同センターの新生児集中治療室(NICU)に約6か月間入院していました。お世話になった同センターへの感謝の気持ちから「ささえるん打基金」を立ち上げ、継続することで多くの方に子供医療の現実を知ってもらいたいと考えて支援を始めました。村田選手のこの取り組みは、今年で9年目を迎えます。

 贈呈式を行った後には新生児病棟を訪問。昨年に続き閏哉君も一緒に病室を回り、保育器に入った赤ちゃんをなでたり、お母さんと話をしたり、一緒に写真を撮ったりしました。村田選手と話したお母さんの一人は「家族みんな野球が大好きなので、訪問していただいてうれしかったです。村田選手のお子さんが産まれた時、自分の子どもよりさらに小さかったとお聞きしました。元気なお子さんの姿を見ることができて、背中を押されたような気持ちになりました」と感激していました。訪問後に閏哉君は「NICUにいるみんなを見て、僕も頑張ろうと思いました。これからも元気な姿を見せたいです」とはにかむような笑顔で話しました。

 新生児病棟の他にも、複数の病棟を回った村田選手。2時間を超える訪問の間、お子さん一人一人と握手をして「がんばろうな!」と声を掛けました。村田選手は「今、1年終わったなという気持ちと、また来年頑張らないといけないなという気持ちが交錯しています。NICUの環境と世間のかけ橋になれればと思って活動を始めましたが、長男がいるとうまく溶け込めている気がします。保護者の皆さんには頑張ってほしいですし、来年も親の励みになれるよう野球に取り組みたい」と抱負を語りました。