一軍の那覇キャンプ最終日となった28日、地元・那覇出身で、新選手会長の大城卓三選手が、練習終了後に特設ステージ「めんそーれステージ」で行われたトークイベントに出演しました。見学者300人を前に、正捕手から見た投手陣の仕上がりを語り、「日本一を目指す」と決意表明しました。 　この日は、チームを代表して、キャンプ最終日恒例の手締めをした大城選手。午前の練習終了後にステージに登壇すると、「人前で話すことが得意ではなく、手締めの挨拶は、（キャンプ初日の）2月1日からずっと考えていました」と明かしました。扇の要である捕手から見た投手陣の仕上がりを問われると、「試合で結果を残している。新戦力もいい。楽しみです」と語り、中でも下手投げの高橋礼投手の名前を挙げて、期待を寄せていました。 　トークイベントでは、事前に受け付けていた見学者からの質問に答えるコーナーもありましたが、採用されたのは山瀬慎之助捕手の質問。練習や日常を一緒に過ごすことが多い同僚からの「僕の好きなところは？」という質問に、大城選手は「好きではないです。上辺だけで付き合っています」と答え、笑いが起きました。 　最後に今季の抱負を述べ、「リーグ優勝、日本一を目指し、沖縄県代表として頑張ります」と力強く宣言。見学者とともに、ここでも「手締め」でステージを終えました。 　キャンプを終えたチームは、3月2、3日に台北で行われる台湾プロ野球２球団との親善試合に臨みます。