文京区親子ボランティア「お仕事体験」を実施

2024.4.13

イベント

社会貢献

 4月12日に東京ドームで行われた広島戦で、球団創設90周年を記念した地域貢献事業として、東京・文京区内の学童軟式野球チームに所属する10名の児童と、その保護者を対象に「お仕事体験」を実施しました。

【ユニホーム配布体験】

 それぞれのチームユニホームで東京ドームに集まった児童が、最初に体験したのは、来場者への「ユニホーム配布」でした。この日は選手たちが3rdユニホームを着用する「BLACK DIAMOND SERIES」の初戦で、来場者全員に3rdレプリカユニホームが配布されました。配布作業に就いた児童たちは、来場者一人ひとりに丁寧に手渡していました。渡すタイミングが遅れないように、ユニホームが入った箱を自分の取り出しやすい位置に移動させるなど、それぞれが工夫する姿が見られ、保護者も奮闘する姿をそばで見守りました。

【グラウンド整備体験】

 お仕事体験の場をグラウンドに移した児童たちは、最初に東京ドームのグラウンドメンテナンスを担当するスタッフから、グラウンド整備のレクチャーを受けました。2~3名ずつ各塁の担当に振り分けられ、緊張とワクワクの表情でいよいよグラウンドへ移動した児童たち。選手たちのシートノックを間近で見学し、プロ野球選手の体の大きさやプレーの迫力に圧倒されつつも、憧れのプロ野球選手たちの姿に目を輝かせていました。  シートノック終了後は、各担当エリアに分かれ、「レーキ」と呼ばれる道具で地面をならす作業と、人工芝の上に落ちた土を箒で集める作業を交代で行いました。三塁ベース周辺を担当した児童は、「坂本選手がこれから守る場所を整備するのは自分の試合より緊張する」と、不安と責任感に満ちた表情でレーキを握りました。最後には、マウンド後方の「YGマーク」を、石灰を使って描く作業を一人ずつ体験することに。緊張した様子で慎重に作業し、YGマークが完成すると一安心した様子で、記念撮影をしました。

【客席ゴミ回収体験】

 試合中には、イニング間に客席で行われるゴミ回収作業を体験。保護者と一緒にゴミ袋を持ち、客席通路の階段を上がりながらゴミを回収しました。回収を終えコンコースに戻ってきた時には大きなゴミ袋の中身がゴミでいっぱいになり一人で持つのがやっとの様子で、「こんなにゴミが出るとは思わなかった、一人で持てないくらい重たくなった」と驚いていました。  全てのプログラムを終え、充実の表情で保護者と自席に戻った児童は、「また参加したい、最高だった! 整備の後にベンチで大城選手がハイタッチしてくれたよ」と嬉しそうに話していました。

入場ゲートでは、来場者にユニホームを配布
マウンド後方のYGマークが完成し、笑顔で記念撮影!
緊張のグラウンド整備体験
お仕事を終えて、大城選手とハイタッチ!