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カリブ便り2019

ブルペン投球をお披露目

 所属するマヤグエスでの練習3日目、今日は古川侑利、高田萌生両投手ともブルペンに入りました。

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初めてブルペン投球を披露


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30球という制限の中で、力強い球を投げ込みました


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コーチの視線を受けながら投げる高田投手


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いいアピールが出来たでしょう!


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こちら流のアイシングです

 ブルゴス投手コーチを信頼しているからでしょう、監督は駆け付けはしませんでしたが、GMのオテロ氏は捕手の後ろの安全なスペースに陣取り、2人のピッチングを見守っていました。口をそろえて「滑る」と心配していたボールへのアジャストも、これまでのキャッチボールでコツをつかんだようで、キレのあるボールをビシバシとコースに決めてみせた2人です。アピール十分の内容だったのではないでしょうか。

 日本人の先発投手の調整としては珍しく、2人とも30球を超えたあたりで切り上げていましたが、これは、投げ込み過ぎを嫌う、こちらの風習を知っている杉内俊哉コーチが意図的にブレーキをかけたためで、日本にいたら70球でも100球でも投げてしまうところをあえて我慢させた形です。さすがに彼らもいきり立った野獣じゃないですから表情こそ清々しかったですが、身体ばかりは嘘をつけないもので、「エネルギー有り余り」オーラがあふれ出ちゃっているのが素人の私にも見えました。

 そんな暴発しそうなエネルギーはランニングで開放、というのが日本人の勤勉なところで、2人ともブルペンからの流れで一気にジャンプ系のトレーニング種目に移っていきました。

 30球に制限されていただけに逆に効率を求め、より力の入ったブルペンだったに違いなく、アイシングなどのケアは絶対にやっておかないといけません。日本ではアイシングの際は、ゴム製の氷のうのようなアイスパックにクラッシュアイスを詰めて肩やひじを冷やしますが、今日のマヤグエスのトレーナーさんのやり方は、やや強度のある、それ専用の縦長のビニール袋に、キューブというほどではないがクラッシュはされていない、河原の石ころサイズの氷を詰め、軽く口元を絞ってふさぎながら袋全体を平たく整え……ここからが「技」ですが、自分の顔を横にするやビニール袋の開き口に口を持っていき、中の空気を思い切り吸い込むと、まるで布団が圧縮袋の中でぺったんこになる時のように、氷の入った方形の袋がぎゅっと潰れていきました。そしてさっと口を離すや、ビニールの口先を持ってぐるっと回し、よじって細くしたその部分を縛って、ハイ、完成。とどめはコイツを患部につけて豪快にラップ巻きです。

 明日の練習は午後4時からで、少しずつナイターの時間に移行していくようです。