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カリブ便り2019

中4日で6回無失点!古川投手が初勝利!

 現地時間27日(水)、マヤグエスのホームゲームで、古川侑利投手が先発登板し、6回無失点で待望のカリブ1勝目を挙げました。

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中4日の先発登板で初勝利の古川投手


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試合開始前にキャッチボール


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帽子を脱いで国歌を聞く


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監督賞のジョニ黒をゲット

 相手は首位のカロリーナで、試合前のゲーム差は2、勝てば5割復帰と同時に、1ゲーム差に迫ることになる大事な試合でした。しかし、この1勝には、実は今述べた以上の大きな意味と価値があったのです。

 古川投手は、もともと現地時間29日(金)のサントゥルセ戦(敵地)に、前回登板から数えて中6日という理想の間隔で先発をする予定でした。ところが、昨日の練習前のこと、フィールドにいた杉内俊哉投手コーチのもとにブルゴス投手コーチが足取り重く近寄ってきて、こんなことを切り出しました。「明日の先発予定のサンチェスの登板を事情があって回避せねばならなくなった。とても言いにくいことなのだが、フル(古川投手のこと)に明日、先発をしてもらうことは可能だろうか。中6日ではなく中4日になるし、しかも急な話だ、無理を強いるつもりはない。難しかったら正直に言ってもらって構わない」。

 杉内コーチはすぐに古川投手を呼び、事情を説明しました。本人は「ちょっとキャッチボールをしてから判断させてもらえますか」と即答を保留し、高田萌生投手相手に何かを確かめるようにていねいなスローイングを重ね、「大丈夫、行けます」と答えました。古川侑利投手のホームデビューが決まった瞬間でした。

 そういった事情をかいくぐって得た勝利だけに、この1勝がチームにもたらしたものはとてつもなく大きいわけです。

 試合後、あまりロッカールームに顔を出すことはないマヤグエスCEOのフェリシアーノ氏も、珍しく興奮の様子で古川投手に握手を求めに来ていました。「ありがとう、良くやってくれた。これを飲みたまえ」と、ラム酒だか何だか、とても度数の高そうなこはく色のお酒の注がれたグラスを差し出し、本日のスーパーヒーローを称えていました。

〇古川投手コメント
 ようやく勝てました。何なんでしょう、皆で勝ち取った1勝という感じがして、ものすごくうれしいです。ここでは、ベンチ中が熱く、勝ちに向かって一丸となっているのをひしひしと感じます。内容にも満足しています。六回1アウト一塁で、2安打されている右の3番打者に対し14球投げさせられても四球にせず打ち取れたのが大きかったと思います。

○フェリシアーノ監督コメント
 めちゃめちゃでかい仕事をしてくれたよ。フル(古川)の最後の回、14球で1人のバッターに対しフライで2アウトにしたとき、球数(99球)を考えて交代させようかとも思ったんだが、ここはフルにかけよう、それはフルの成長にもつながる、と考え続投させたんだ。実によくやってくれた。

<Yuri Furukawa>
【本日】勝利投手
6.0回 被安打3 失点0 自責点0 四球1 三振9 被本塁打0
【通算】1勝2敗 3試合 防御率3.00 WHIP1.00
15.0回 被安打13 失点5 自責点5 四球2 三振14 被本塁打1