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COLUMN
連載

カリブ便り2019

休養日、同僚と海辺でランチ

 昨日はナイスピッチングの古川侑利投手、高田萌生投手と共に休養にあてることもできましたが、軽い調整をしたいとのことで、午前中の早めの時間を使い、いつもの浜辺の公園で杉内俊哉投手コーチと練習をしました。

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古川投手は「右投げ」杉内コーチとキャッチボール


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同僚のロメロ選手と記念撮影。カメラマンは杉内コーチ


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波打ち際の素敵なレストランでランチ


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シーフードをとても美味しくいただきました


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杉内コーチが動画撮影したターポンの1ショットです

 今日はチームの「外国人」仲間、キューバ人のミゲル・ロメロ投手(アスレチックス3A)と、高田投手も合流してランチを一緒にすることになっているのです。

 ロメロ選手のおススメは、彼が滞在するリゾート型アパートの近くにある海辺のレストランで、シーフードをとても美味しくいただきました。しかしココ、大げさでなく「波打ち際」にあるもので、比較的穏やかな海面の下に何やら大きめの魚がうじょうじょ泳いでいるのが見えました。店員さんがひょいと投げ込んだフライドポテトか何かに食らいついています。我々も真似をしていろいろ海に投げ込み、ちょっとした餌付けをしている錯覚に陥りました。

 しかしまあ、その大きさといったら尋常じゃなく、もう小型のサメで、それがまるで池の鯉のように、ばしゃばしゃと水しぶきをあげ、人間の投げ与える食べ物を狙って集まって来ているのです。この魚は、Atlantic Tarpon、日本語では単に「ターポン」という名前で釣り人の間では有名だそうで、引きの強さと言うんですか、ジャンプして海面から飛び上がって波しぶきを上げて逃げようとしたりと、スポーツフィッシング愛好家にとってはたまらない獲物のようです。

 名前に Atlantic と付く通り、生息域は大西洋なのですが、太平洋の日本の沿岸でも見ることができるそうで、こちらはかなり小ぶりなものの学術分類上は同属なのだそうです。これを日本では、イセゴイと呼び、「伊勢鯉」と書くとか、「似非(えせ)鯉」、「磯鯉」が変化したとか、諸説あるようです。おもしろいのは、「イセゴイ」と検索すると関連ワードに「まずい」と出てくるほど食用に適さない魚として知られていて、確かに人間の食いかけのフライドポテトを食べちゃうような雑食性の魚なんて美味しくはなかろう、と想像しちゃいます。しかし、なぜ日本ではこのターポンを「イセ鯉」と呼ぶのかについては、我々の今日の初遭遇の印象通り、岸のすぐそばまで来て人に餌をねだる様はまさに、池ならぬ磯の鯉そのものでした。という訳で、諸説あるらしいこの魚の和名の由来は、絶対に「磯鯉」だという確信を持った次第です。