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2019年7月

チーム

原監督が監督通算1000勝を達成

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1000勝達成のボードを掲げる原監督


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チームからプリザーブドフラワーの
アレンジメントを贈呈


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1000勝祝いのTシャツを着た選手たちと記念撮影

 30日に行われた広島戦でチームが勝ち、原辰徳監督が監督通算1000勝を達成しました。巨人軍監督では、川上哲治監督、長嶋茂雄監督に次いで3人目です。

 試合後のインタビューで原監督は「2002年に就任して3連敗からスタート。1勝目というのは非常に強く覚えている。その後は、朝になればきょうどうやって勝つか、夜になれば明日どうやって勝つか、その積み重ねでこの数字に来た」と振り返り、「ファンの皆さま、選手の皆さん、私の周りにいてくれたスタッフ、応援してくれた皆さんのおかげで今日まで来られた。どうもありがとうございます」と感謝の言葉を述べました。

 セレモニーでは、チームを代表して阿部慎之助、亀井善行両選手からプリザーブドフラワーのアレンジメントを贈呈しました。また、選手やスタッフが1000勝を祝う揃いのTシャツを着て監督を囲み、記念撮影を行いました。

 原監督は2002年に巨人軍の監督に就任し、その年にリーグ優勝、日本一を達成。翌2003年シーズン後に退任しましたが、2006年から再び指揮をとり、10年でリーグ優勝6回、日本一には2回、チームを導きました。今季、3度目の監督就任で、1000勝の大台に到達しました。


■長嶋茂雄終身名誉監督のコメント

 原監督、監督通算1000勝おめでとう。しかし、早いね。あっという間だったような気がします。今でもあの時のことを、はっきりと覚えている。私が監督最終年だった2001年、終盤に差し掛かった頃のとある試合後、原君を東京ドームの監督室に呼んで、「後は頼むぞ」と伝えました。それに対して、彼は決して多くの言葉は残さなかったけれど、ただ、身体全身から漲(みなぎ)る自信を感じました。その真剣なまなざしからは「オレがやるんだ」「任せてください」という気迫が溢れていました。実はそのシーズンの後半戦から、当時ヘッドコーチだった原君にベンチの指揮をお願いしました。堂々とした采配というより、テキパキとした采配で当時から監督としての資質、センスを感じさせていました。偉大なお父さん(故原貢氏)からも、多くの教えを学んでいたことと思います。私が監督として彼に託したかったことは、ジャイアンツは常に勝たなくてはならない。とにかく勝つ。そして、勝ちながらファンの皆さまに、「ジャイアンツの野球とはこういうもんなんだ」と喜んでもらうこと。そして、その中身は、自分で作っていかねばならない、ということでした。また伝統の大切さも常々口にしてきました。しかし、原監督は見事にそれを短い時間で具現化してくれたと思います。

 実際、試合を観ていて感じることは、原監督は、実に選手の起用法が的確でうまい。昨日まで二軍にいた選手を翌日、一軍の試合で起用したり、思い切った継投策に出てみたり。原監督の判断力や決断力、いや、思い切りの良さには、感心させられるばかりです。正直、私には真似できない、思い切りの良さを持っています。今、私から原監督に伝えたいことは2つ。1つは岡本君をジャイアンツの4番として、しっかりと育ててほしい。ジャイアンツの4番はどっしりとしていなければならない。不動でなければならない。岡本君はボールの捉え方を見ていても、その素質を持っていると、私は見ています。2つめはこの夏場をなんとか乗り切って欲しい。そして力強いジャイアンツを再びファンに見せてもらいたいと願っています。私もまた東京ドームへ応援に行きます。監督通算1000勝と言っても、原監督はまだまだ若い。これからも、ジャイアンツの繁栄の礎(いしずえ)をしっかりと築いていってほしいと思います。頼むぞ!

■王貞治・福岡ソフトバンクホークス会長のコメント

 原監督、通算1000勝おめでとうございます。ジャイアンツの監督で1000勝というのは価値がある。監督は3回目となるが、彼がそれだけ必要とされているということ。特に今回は、ジャイアンツが危機感を持って監督に指名して、大変な仕事だと分かっていて、火中の栗を拾うような感じで引き受けた。そして、彼だからこそ、昨年までと違う戦い方ができるという、監督としての能力を示した。

 巨人軍というのは独特。12分の1じゃなくてオンリーワンというチームで、ファンからも常にそういう存在であってほしいと求められる。大変、荷が重いだろうけど、今年の戦い方をみても本当に立派。原監督の下で、選手たちが、勝つということ、個人のことではなくてチームが勝つ、巨人軍は勝たなきゃいけないんだっていうことを理解して戦っている。そのことが、選手個々にとってもプラスになっている。原監督が1回目、2回目の経験を生かし、今回の一番大変な時期に3回目の監督を受けて、見事に大役を務めてチームにいい戦い方をさせている。

 若いときは選手と同じ目線で見てしまうケースが多い。ちょっと、離れてみて野球を勉強して。「監督とはなんぞや」、選手との関係をどうするかなどを学んで。今回は3回目で、選手は選手、監督は監督。同じユニホームは着ているが、仕事が違うんだというのをはっきり打ち出していると思う。批判をみんな嫌がるけど、彼は人の批判を気にせず「自分がやんなきゃいけないことをやる」という信念を持って、やり通していることが立派。原監督も自信を持って監督に就いたんだと思う。「俺がやんなきゃ誰がやる」ぐらいの気持ちでね。ジャイアンツのイメージを取り戻す役割を引き受けたんだから、今のまま自分の信念に基づいて突き進んでほしい。

 ジャイアンツとの日本シリーズは、2000年が最後だからね。僕らもやはり、ジャイアンツに勝って本当の意味での日本一になると思う。そういった意味では、対戦するという立場に自分たちが行った上で、ジャイアンツに出てきてほしいね。今年は実現しましょう。