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2010年12月

その他

2010.12.17

「球団職員の365日」 (1)営業企画部 川中基嗣部員

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来季の試合日程を組む川中部員。その仕事は複雑なパズルのよう

 2007年に現役を引退し、育成コーチとして2年間、若手の指導に当たってきた私は、今年から営業企画部兼育成部の一員として、育成選手中心のメンバーで社会人チームと対戦する「シリウス」や、イースタン・リーグの混成チーム「フューチャーズ」のマネジャー業務などを担当するようになりました。

 マネジャーの仕事は、対戦相手との連絡、調整に始まって、アマチュアとの試合では、審判から選手、スタッフの弁当、ユニフォームを洗うクリーニングの手配まで、選手たちが試合で思う存分、実力を発揮できる環境作りをすることです。

 今年、最も印象に残ったのは、5月にシリウスが初参戦した社会人大会「JABA新潟
大会」です。わずか3日間の遠征でしたが、スタッフも含めた36人分の宿泊先や新幹線のチケットの手配、一発勝負のトーナメント戦ゆえ、万が一、敗退した時のキャンセル対応の確認など、こなさなければならない仕事が山積みでした。試合中も新幹線の時刻表と空席を確認したり、クリーニング業者と何度も連絡を取り合ったりと、電話が鳴りやまずなかなか試合に集中できませんでした。現役時代には気がつかなかった、裏方の大変さを痛感させられる出来事となりました。

 試合でも対戦相手たちは、目の色を変えて挑んできました。プロの世界を目指して必死になっている選手たちばかりですから、スカウトが見に来ていると思えば怖いものなしです。初戦は最終回に追いつかれ、延長タイブレークの末に辛くも勝利。結果は準優勝でしたが、ベンチから見ていてもボールが手につかないのがわかる程、選手たちは浮き足立っていました。プロとして負けられないプレッシャーに、選手も私たちスタッフもいい意味で刺激を受けました。

 野球をする環境は、間違いなく巨人軍が日本一だと思っています。育成選手にも多くの試合の機会が用意され、新人王になった松本哲也選手や山口鉄也選手のようなスターも生まれています。彼らと同じくグラウンドを駆け回った元選手の立場から、強い巨人軍の土台となる、若い選手たちが活躍できる環境づくりに、力を注いでいきたいと思っています。

(営業企画部兼育成部 川中基嗣)