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2010年12月

チーム

2010.12.18

アウトが取れなかった初スタメン~河野元貴捕手(育成ドラフト2位)

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 ほろ苦い初スタメンマスクとなった6月17日の日本ハム戦


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 「自主トレでは、阿部さんのすべてを吸収します!」

 2月の宮崎キャンプで、初めてプロの投手の球を受けた時は、ショックを受けました。ミットの芯でうまく捕れないのです。どの投手も、スピード、変化球の切れがそれぞれ違っていて、すごい。想像以上でした。肩に自信があったのですが、ほかのだれもが自分よりフットワークがよく、速い。自分は通用しないのではと思わずにはいられませんでした。

 シーズンに入ると毎日のように試合。失敗しても引きずっていられないし、気持ちの整理をつけるのが大変でした。練習は時間も長いけれど効率がよく、ずっと動きっぱなし。きつかったです。

 二軍公式戦には17試合の出場でしたが、イースタン・リーグの混成チーム「フューチャーズ」やロッテとの「シリウス」の試合に計50試合以上出場し、同級生の鬼屋敷正人と交互にマスクをかぶりました。この経験が大きかったですね。プロの投手の球を見慣れることができたし、リード面でも、1度打たれた打者とまた対戦できたので、次は別の攻め方を試すことができました。同じルーキー捕手の鬼屋敷とは、ずっと同じように起用され、お互いに刺激しあってレベルアップができました。

 一番印象深いのは6月17日、イースタン・リーグの日本ハム戦(鎌ヶ谷)です。「9番・捕手」でのプロ初スタメンでした。投手は野間口さんでしたが、初回にいきなり4安打で3失点。五回までマスクをかぶらせてもらいましたが、12安打の8失点、野間口さんに申し訳なかったです。自分でよく考えて配球をしているのに打たれる。どうしたらいいのだろうと悩み、途中、もうアウトを取れないのではないかと思うこともありました。

 試合後、野村バッテリーコーチには「普段からもっとブルペンで投手の球を受けて、コミュニケーションを取って、調子を把握しないとだめだ」と言われました。今振り返ると、その意味がよくわかります。ぼくは野間口さんの球をあまり受けたことがなかったので、あの日、調子がいいのか悪いのかさえも分かっていなかった。それだけに後日の試合で、また野間口さんとバッテリーを組んだ時、「前よりよくなったな」と言われた時はうれしかったです。

 宮崎での秋季キャンプではいろいろな指導を受け、紅白戦2試合とソフトバンクとの練習試合にフル出場させてもらいました。もちろん、まだまだですが、1年間やって少しは慣れてきました。体も腰回りとか「大きくなったな」とよく言われます。宮崎行きの飛行機に乗って座席についた時、スーツのおしりの部分がビリッと破けてしまいました。

 来年1月には、阿部慎之助さんにグアムでの自主トレに連れて行ってもらいます。阿部さんにずっとくっついて回って、野球の技術はもちろん、取り組む姿勢、日常生活などすべてを吸収してきます!

 河野捕手のプロフィルはこちら