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2010年12月

その他

2010.12.23

「球団職員の365日」 (4)総務人事部 渡邉和也部員

写真

 スコアラーとともにメーカーの説明を聞く渡邉部員(左・東京ドームで)

 コーチや選手が試合前のミーティングで、相手チームの戦法や選手の特徴などをつかんで作戦を練るために、必要な情報を集め、試合映像の編集を行う「スコアラー」という仕事があります。元プロ野球選手だった人がほとんどの職場です。

 シーズンも終盤を迎えた9月、総務人事部でパソコンやAV機器などの管理を担当している私は、機材のデジタル化に対応するためスコアラーが使っている、テレビやレコーダーなど編集機材の入れ替えを任されることになりました。

 現場からの要望は、「使い慣れた機材の種類はなるべく変えず、画質を良くしてほしい」というものでした。私はメーカー各社に掛け合って機材を借り受け、スコアラーにも協力をお願いして、使い勝手や性能をテストしました。野球を中継している放送局の担当者にも、機材選びについて、アドバイスを求めました。

 すると、放送業界では、パソコンで映像編集するのが主流とのことでした。その様子も見学させてもらいましたが、映像の切り張りもモニター画面上で簡単にでき、30分の映像をコピーするのにVHSでは、同じ時間かかっていた作業が、数分で済みます。作業の効率化と、より良い環境でミーティングを行うためにも、機材の見直しが必要との結論に達しました。
 
 ただし、それにはスコアラーに、新たな作業を覚えてもらう必要があります。現状を説明したところ、「いい仕事ができるのなら、協力するよ」と快諾してもらえました。

 12月8日、東京ドームに新しい機材が運びこまれ、メーカーの担当者による、スコアラーへのレクチャーも行われました。もちろん仕事は、これで終わりではありません。改善点がないか考え、トラブルがあれば、速やかな対応が求められます。「いつもありがとう。また、よろしくな」。別れ際に、スコアラーからかけてもらった言葉に、勝利のため、チームの力になれているのだという、うれしい気持ちと明日への活力が生まれてきました。

(総務人事部 渡邉和也)