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2010年12月

チーム

2010.12.22

一球一球を大切に~神田直輝投手(育成ドラフト5位)

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        「充実した時間を過ごせた」と語る神田投手


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    来季はさらにレベルアップした姿を見せてくれるはずです

 1年目は本当に充実した時間を送ることができたと思っています。気合いを入れて飛び込んだプロ野球の世界でしたが、大学までの野球とはすべてが違っていました。

 一番苦労したのは、ボールとピッチング量の違いです。僕は大学(群馬大学)の準硬式野球部出身で、表面がゴム製の準硬式のボールと、硬球では握った感じも全く違い、手の感触に慣れるのにも一苦労でした。投球の量もケタ違いで、最初は練習についていくだけで精一杯。肘や肩が張って仕方がない僕の横で、一緒に練習している先輩たちは顔色ひとつ変えず投げており、すごい世界に来たと思わされました。

 7月28日の西武戦は忘れられません。六回にワンポイントでリリーフしたのですが、打席に立ったのは一軍でも実績を残していたG.G.佐藤選手でした。プロ入りする前から、テレビや新聞でその活躍を見ていた選手です。緊張しましたが、ここをしっかり抑えられれば、何かつかめるはずと、気持ちを奮い立たせてボールを握り、インコースにストレートを思い切り投げ込んで、内野フライに打ち取ることができました。この場面を経験できたことで、自分がプロの世界で生き残る道は、しっかりと内角に真っすぐを投げられるようになることだと確信しました。そのボールを自分の持ち味にしていけるように、一球、一球を大切にしていきたいと思っています。

 プロに入ってから意識しているのは、毎日、同じコンディションを保ち続けることです。翌日に疲れを残さないために、練習が終わって寮に帰ったら、どんなに疲れていてもウエイトルームでしっかりストレッチをする。毎日、決めたことを同じペースでやることで、コンディションを維持できていると思います。岡崎(前二軍)監督がスポーツ紙のインタビューで「神田は自分で考えて練習ができる選手だ」と話してくれていたと聞きました。自分が続けてきたことを評価してもらえて、うれしく思います。

 9月の中盤以降は、少し調子を崩していたのですが、フェニックスリーグで玉木育成コーチに投球フォームをビデオで撮影してもらい、調子が良かった頃の映像と比較してリリースポイントの違いなどを意識しながら練習したら、調子も上向いてきました。全力でサポートしてくださっている監督やコーチの皆さんには、本当に感謝しています。今年は先発で1試合、残りは中継ぎでの登板でした。チームが1年間、戦っていくには、安定して抑えられる投手が必要だと思います。キャンプ初日から絶好調時以上のピッチングができるように、オフの間にしっかりと準備しておきたいです。

 あまり表には出しませんが、頑固で負けず嫌いな性格です。この1年で色々なことを経験し、吸収して、体力的にも技術的にも成長できたと思います。生きのいいピッチング、元気あふれるプレーでアピールして、来年は支配下登録を勝ち取り、今の自分よりもひとつ、ふたつ上のレベルの選手になれるように頑張っていきます。

 神田投手のプロフィルはこちら