GIANTS
YOMIURI GIANTS OFFICIAL WEBSITE

FOLLOW THE GIANTS

トップ  >  歴史と記録  >  GIANTS ニュース詳細

GIANTS ニュース

2010年12月

その他

2010.12.29

「球団職員の365日」 (7)営業企画部 青木丈典部員

写真

  選手やファンの顔を思い浮かべながらデスクに向かう青木部員

 新入社員として今年4月に巨人軍の一員となり、営業企画部という部署で選手の写真や球団のロゴマーク、マスコットなどの知的財産の管理を担当しています。知的財産は、書籍やカード、ゲームなど様々なものに使われていますが、そうした商品が市場に出る前に、ロゴマークなどが適切に使われているかチェックしたり、選手がより良く見えるように、写真についてリクエストを出したりするのが主な仕事です。

 シーズン中は写真が使われる選手に、契約内容などを説明するため、試合前のロッカールームに何度も足を運びました。真剣勝負に臨む選手たちが集まるロッカーは、独特の雰囲気があり、何度行っても緊張します。緊張のあまり、つい説明が早口になってしまい「わからないからもう一度説明してくれ」と、選手から指摘されてしまうこともありました。外国人選手から契約の詳細を聞かれ、頭の中では理解しているつもりなのに、うまく言葉で説明できなかったために、なかなか理解してもらえず、情けない思いをすることもしばしばありました。

 自分の未熟さゆえに悔しい思いが多い1年でしたが、うれしい出来事もありました。携帯サイト「モバイルGINATS」で配信する写真を小笠原道大選手に確認してもらった時のことです。ナイターを控えた練習前の慌ただしい時間だったにもかかわらず、写真を1点、1点じっくりと確かめ、「真剣な顔もいいんだけど、笑顔の写真も多くしてくれないか? それを望んでいるファンもいるだろうからさ」とアドバイスをもらうことができました。小さなことかもしれませんが、うれしさを感じると同時に、小笠原選手の気持ちをしっかり仕事に反映させなければ、という気持ちが湧いてきました。

 自分がかかわった商品が世の中に出て、球場や店頭でファンの皆さんが手にしているのを目にした時は、「それ僕がやった仕事なんです」と、つい声をかけてしまいたくなるぐらいうれしくて、苦労や悔しい思いも吹き飛んでいきます。選手の意見を聞き、自分からも提案し、それを商品に反映していく。選手たちがグラウンドで最高のパフォーマンスを見せてファンを沸かせるように、ひとりでも多くのファンが笑顔になるような、最高の仕事をしたい。そんな思いを胸に、新しいシーズンを迎えたいと強く思っています。

(営業企画部 青木丈典)