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2011.12.04

「巨人軍は強くあれ」ＯＢ会総会で激励

　２０１１年度の読売巨人軍ＯＢ会総会が４日、都内のホテルで開かれ、出席した選手・職員ＯＢ８５人が旧交を温めました。

　あいさつに立った王貞治・ＯＢ会会長は「我々ＯＢとしては、巨人軍に強くあってほしいという思いだけです。七十数年、野球界のリーダーとして君臨し、これからも君臨していかなくてはいけないと思っています。原監督には、大変だと思いますが頑張ってほしい」とチームを激励しました。

　球団を代表して滝鼻卓雄最高顧問は「ある役員の行動をめぐる問題が世の中をお騒がせし、ＯＢの方々にご迷惑、ご心配をおかけしました。おわびいたします。この問題が巨人軍の歴史と伝統をいささかでも傷つけることがあるとすれば、私はその傷の回復に向けて全力を挙げる覚悟です。これからもどうか厳しいご助言をいただきたく、お願い申し上げます」とあいさつ、また原監督は「２年連続で優勝できず、申し訳ございません。全力で戦いましたが力足らずでした。先輩方が築き上げた伝統を守り、日本一を目指します」と力強く述べました。