選手紹介その5~パワーピッチャー・二ノ宮投手とセンス抜群・沖投手

 ジャイアンツジュニアマネジャーの平岡政樹です。今回は、選手紹介第5弾と先週末に行われたロッテジュニアとの練習試合などの模様をお届けします。

 17日はロッテジュニア、18日には江戸川区選抜チームと、それぞれ2試合ずつ練習試合を行いました。  ロッテジュニアとは6対1、7対7と1勝1分けという結果になりました。2試合目は初回に5点を奪い、連勝する勢いでしたが、ロッテ打線を抑えきれず、終盤に追いつかれてしまいました。  試合終了後に加藤健監督が「1つ1つのプレーから、良いプレーにつながるポイントを見つけよう。ジュニア活動がない平日にそのポイントを練習して、翌週の試合で生かすようにしよう」とアドバイスを送りました。  これまでのジュニアチームとの対戦を経て、どうしたら連勝できるか、何が足りないのかをしっかり考えて挑んでもらいたいです。

 18日の活動では加藤監督が不在だったため、阿南徹コーチが監督代行を務めました。江戸川区選抜チームとの2試合目ではミスを連発。1イニングに7失点する場面もあり、試合終了後には選手だけでミーティングをやってもらい、問題点を自分たちで考えてもらいました。  ミーティング終了時に阿南コーチは、「どんな相手でもしっかりとしたプレーを心がけるように」と、選手の気持ちを引き締めていました。選抜された選手なので、技術力は高いですが、やはりまだ小学6年生。メンタルの部分は未熟なことも多く、ミスを修正できないという欠点が見えてきました。本番までの1か月で少しでも改善していきたいですね。  19日には「NPB12球団ジュニアトーナメント2018 supported by 日能研」(12月27~29日・札幌ドーム)の監督会議・抽選会が行われ、組み合わせが決まりました。詳細はこちらからどうぞ。

 選手紹介第5弾の今回は、背番号15番二ノ宮弘誠(にのみや・こうせい)投手、背番号19番沖悠人(おき・ゆうと)投手です。

普段は優しい笑顔の二ノ宮投手

マウンドでは徐々に闘志を見せるようになりました

 二ノ宮選手は直球の速さに絶対的な自信を持っています。たしかにジャイアンツジュニアの投手陣の中では一番うなるような直球を投げ込んでいます。まだまだ投手経験が少ないですが、阿南コーチの指導で急成長中。特技は水泳で特にクロールが得意とのこと。クロールで肩甲骨をしっかり動かしていることがピッチングに生きているのでしょうね。優しい性格の二ノ宮選手ですが、闘志むき出しの投球を見せてくれる日を楽しみにしています!

野球センス抜群の沖投手

球のキレとコントロールは抜群

 沖投手は阿南コーチに、球のキレとコントロールを期待され、ジュニアメンバーに選ばれました。テンポよく、自信のあるコントロールを生かした投球で、相手打者に考えさせる暇を与えないピッチングが魅力です。ピッチャー以外で守るサードやショートでも堅実なプレーを見せたり、ロッテジュニアとの試合ではホームランを打つなど、活躍できる場所が多く、良い意味で加藤監督を悩ませる素晴らしい選手です。  大会本番も両投手の活躍に期待です。また次回をお楽しみに。 (ジャイアンツジュニアマネジャー・平岡政樹=読売巨人軍野球振興部)