予選敗退も3か月間の成果を発揮しました!

 ジャイアンツジュニアマネジャーの金子大志です。今回でこのコラムは最終回となります。皆さんに良い結果をご報告したかったのですが、ジャイアンツジュニアは残念ながら予選敗退となりました。

スタッフも混ざって円陣

 12月27日の初戦、阪神タイガースジュニアとの一戦では9対3で逆転勝ちを収めたものの、翌日の2戦目はヤクルトスワローズジュニアに3対8で敗れました。1勝1敗でも得失点差で優位の1チームがワイルドカードとして決勝トーナメントに進出できるルールの今大会ですが、ジャイアンツジュニアは惜しくも届きませんでした。  優勝という目標はかないませんでしたが、選手たちは成長した姿を見せてくれました。阪神タイガースジュニアとの試合では、2点を追う展開から打線が奮起。ヤクルト戦ではミスが出たものの、選手たちは諦めることなく声かけを続けました。選手とスタッフ、スタンドが一体となって戦うことができ、私自身もとても貴重な経験をさせてもらいました。

得点にわくベンチ

 加藤健監督は解団式で「自分たちの世代のトップレベルを体感することができたことは、大きな財産になる。小学6年生のうちから、こんな大きな舞台でたくさんの人に注目されながら試合をする経験はとても貴重な機会。これからの野球人生で壁にぶち当たることがあるかもしれないけど、それを乗り越えて頑張っていってほしい」と選手たちにエールを送りました。

試合後にスタンドに挨拶

 これから別々のチームで野球を続けていく選手たちですが、試合で緊張したことや親元を離れて生活したことは、今後の野球人生にとても大きな意味を持つと思います。加藤監督のいう「壁」を乗り越えて、将来東京ドームでプレーをする選手が出ることを期待したいです。  チーム結成から3か月間、これまでコラムを読んでいただき、ありがとうございました。 (ジャイアンツジュニアマネジャー・金子大志=読売巨人軍野球振興部)

解団式でエールを送る加藤監督