3連休5連勝!~成長を感じさせる選手たち~

 21~23日の3連休は計5試合の練習試合を行い、5連勝。ここまで2か月間活動してきたことが成果として表れた連休となりました。

本塁打を放ち、カメラにピースする横内選手

 21日の対戦相手は横浜DeNAベイスターズジュニア。1試合目は、初回に先頭打者本塁打を打たれますが、田中諒選手のソロ本塁打などで逆転勝ちを収めました。2試合目は初回、三澤響選手の先制タイムリーで先制し、終始リードを保ったまま試合を優位に進めることができました。  また、試合終了後、大会で七回終了時同点の場合に適用されるタイブレーク(無死一、二塁から攻撃を始める延長戦)の練習をし、3対0で勝利しました。大会が近づくにつれて本番を意識した練習や試合が多くなっていくので、緊張感を保ちながら残り1か月間活動していきたいです。

本塁打を放ち、ベンチの選手たちに迎えられる小林選手

 22日は、練馬選抜と午前中に合同練習をし、午後から試合を行いました。合同練習では、ゲームノックやバッティングを行いましたが、選手はみんな同級生だけあってすぐに仲良くなっていました。先日の宮前クラブとの合同練習と同様、野球を通じて交流を深める良い機会となりました。  最後のトレーニングの際は、選手のお父さんたちも体幹トレーニングに挑戦。勢いで始めたお父さんたちの中には、終わった後に後悔している姿も見え、大盛り上がりでした。おそらく今頃筋肉痛でお仕事をされていると思います。

北之園コーチの話を一緒に聞く練馬選抜の選手たち

 23日は東京ヤクルトスワローズジュニアと対戦しました。1試合目は、二回に横内快成選手、笹崎昌久選手、中村慈胤選手、小林優太選手の本塁打を含む9安打の猛攻で一挙12得点を奪いました。先発した野竹凌太選手は、3回2/3を1安打無失点に抑える好投。代わった投手陣が終盤につかまりましたが、15―13で乱打戦を制しました。2試合目は、初回に田中選手の2点本塁打で先制。二回にはこの日3本目となる横内選手のソロ本塁打で追加点を奪い、3―1で勝って、見事3連休5連勝となりました。

ヤクルトジュニア戦1試合目に先発、好投した野竹選手

 西村監督は、「連日の活動で体が疲れているだろうから、休む時はしっかりと休み、体のメンテナンスを忘れないように。この3連休で5連勝できたことは、これまでやってきたことの成果。勝ち癖をつけていくことは大切だけど、調子に乗らずにしっかりと自分たちのやるべきことができているかどうかを大切にしながら取り組んでいこう」と選手たちにメッセージを送りました。  10月から本格的に始まった活動は折り返し地点を過ぎ、大会まで残すところ1か月となりました。ここ数週間の活動で選手たちは、自ら考え、行動する場面が増えてきています。どんな準備が必要か、何を練習したらいいか、自分の役割は何か。大会までの期間に考えを重ね、もう一回り大きくなったチームで大会を迎えられるように頑張っていきます。  次回の更新もお楽しみに。 (ジャイアンツジュニアマネジャー・金子大志=読売巨人軍野球振興部)

ヤクルトジュニア戦2試合目に先制の本塁打を放った田中選手