選手紹介(5) 走攻守揃った外野手、ムードメーカー、守備の要、攻守の柱の4選手

左から横内、川上、田中、小林選手

■横内快成選手(背番号8)

 身体能力の高い外野手。足が速く、チーム全員がヒットと思った打球に追いついてアウトにするシーンが目立ちます。以前紹介した井出結星選手と2人で外野に並ぶと鉄壁の守備陣となります。  また、打撃でも11月23日のヤクルトジュニア戦2試合で3本の本塁打を放つなど、笹崎昌久選手に次ぐ打点を残しています。出塁して投手にプレッシャーをかけるか、チャンスで打ってランナーを返すか。大会では、走攻守すべての面で活躍を期待しています。

走攻守そろった横内選手

■川上恵叶選手(背番号25)

 チーム内で一番元気がよく、いろいろなことに気がつく選手です。ベンチで人一倍声を出し、どんな時もチームを引っ張ってくれています。彼が打つとベンチは盛り上がりますし、自然と応援したくなるような選手です。  所属チームでは投手や内野手をやっていましたが、ジュニアチームではいろんなところを守れる選手の方が試合に出る確率が高まるので、外野手にも挑戦しています。あらゆるポジションを守れる選手として期待されています。

川上選手が打つとチームが盛り上がります

■田中諒選手(背番号27)

 守備の要の捕手。最大の強みは、ボールを後ろに逸らさない技術と素晴らしいキャッチング。大会が行われる球場はバックネットまでかなり距離があるので、捕手のボディストップ技術がかなり重要で、捕手が止めてくれるという信頼があれば投手も思い切って投げることができます。  普段はのんびりしていますが、試合になると顔つきが変わり、状況に適した声掛けをします。大会でも適度な緊張感を保って試合に臨み、勝利に導いてくれると期待しています。

守備の要の田中選手

■小林優太選手(背番号56)

 教わったことをすぐに吸収できる器用な内野手。牽制やサインプレーなどもいち早く、自分のものにしてきました。打席では選球眼がよく、ツーストライクに追い込まれてからファールを打つ技術があるので四球で出塁することが多く、出塁率は5割超。  長打力も兼ね備えており、11月23日のヤクルトジュニア戦ではホームランを放ちました。どの打順でも力を発揮できる選手で、流れを変えるプレーを期待しています。

華麗な身のこなしの小林選手

(ジャイアンツジュニアマネジャー・金子大志=読売巨人軍野球振興部)