見事銅メダル獲得~21年チーム解団式を実施~

2021年チームの解団式が22日、都内の施設で行われました。  8月の選手選考会で選手16人が決定し、9月に結団式を行ってから4か月。今年もジャイアンツジュニアの活動が無事に終了しました。

選手たちにエールを送る西村監督

 昨年末に行われた大会では、初戦の阪神タイガースジュニア戦で6点差をひっくり返す大逆転勝利。続く横浜DeNAベイスターズジュニア戦では打線爆発でコールド勝ちし、見事7年振りの決勝トーナメント進出を果たしました。惜しくも東北楽天ゴールデンイーグルスジュニアに7対11で敗れてしまいましたが、最後まで諦めない姿勢は見事でした。  解団式では、選手16人が4か月で学んだことや今後の進路などを報告しました。多くの選手が「準備の大切さ」を学んだと語り、21年のチームのテーマであった「準備」がしっかりと選手に浸透していることを実感しました。

学んだことを語る今井主将

 4か月でチームを作るというのはとても難しく、指導する側には、明確な計画性や伝えるべきことと伝えないでいいことの区別が必要になってきます。その点において、西村健太朗監督、辻東倫コーチ、北之園隆生コーチが連携し、選手が迷わない分かりやすい指導ができていたことが決勝トーナメント進出の大きな要因だと思います。  また、選手たちも毎週の活動でどんどん仲を深め、試合に出る出ないに関係なくお互いに励まし合いながら、監督コーチの言うことをスポンジのように吸収してくれました。

スタッフと選手で記念撮影 (撮影時のみマスクを外しました)

 そして何より大きいのが保護者の皆様のサポート。強いチームと対戦するため、遠方での活動も多くありましたが、短い参加時間でも選手を会場へ送り届けてくださり、全面的に活動をサポートしてくださいました。大会でも「ジャイアンツジュニアの応援はまとまっていていいね」と声を掛けられることがあり、大きな声は出せませんでしたが、保護者の皆様の必死な心の声は確かにグラウンドまで届いておりました。ジャイアンツジュニアOBの選手や保護者の皆様も神宮球場まで足を運んでくれて、改めて色んな人に支えられ、応援されて勝ち取った3位だと実感しました。    西村健太朗監督は、「活動中にたくさん苦しんだ分、大会で爆発させてくれて素晴らしい戦いぶりだった。この貴重な経験を糧に次のステージでも頑張っていってほしい。ジャイアンツジュニアを選んでくれてありがとう。3位おめでとう」と選手たちにエールを贈りました。  今年こそは優勝を勝ち取れるよう頑張って参りますので、引き続きジャイアンツジュニアをよろしくお願いいたします。これまでコラムを読んでいただき、ありがとうございました。  (ジャイアンツジュニアマネジャー・金子大志=読売巨人軍野球振興部)