選手紹介(1)草野礼人選手、昆野央宙選手、元木瑛介選手

 今回から選手一人ひとりを紹介します。まずは、草野礼人選手、昆野央宙選手、元木瑛介選手の3人です。

■草野 礼人(くさの・あやと)選手(背番号25)

 今年のジャイアンツジュニアのキャプテンを務める草野選手。毎年選手たちは、活動が始まると初めてのチームであるため緊張があり自分のことで精いっぱいですが、草野選手は活動が始まった時から、誰よりも元気に声を出し、率先して周りを引っ張るなど、リーダーシップを発揮していました。そんな姿を見て西村健太朗監督がキャプテンに任命しました。  勝負強いバッティングが魅力で、逆方向にも強い打球が打てるパンチ力があります。大会では、元気とバッティングでチームに勝利を導いてくれることを期待しています。

■昆野 央宙(こんの・ちかと)選手(背番号0)

 身体能力が高く、ヒットだと思った打球でも難なく捕球してアウトにするなど、球際に強い内野手です。ガッツあふれるプレーが魅力。野球脳(状況判断)が高く、辻東倫コーチが指示したいことを誰よりも早く周りに指示するなど、内野手をけん引してくれています。バットコントロールが良く、打率は現在5割と、守備だけでなくバッティングでもチームに貢献しています。  いつも明るくニコニコ。監督、コーチにもおくすることなく友達のように話しかけてくるなど、お調子者な一面があります。大会では、ピンチをチャンスに変えてくれるプレーに期待しています。

■元木 瑛介(もとき・えいすけ)選手(背番号2)

 走攻守、三拍子がそろっていてバランスの整った選手。シャープなバッティングで選球眼があり、出塁率が高く、得点につなげるバッティングが魅力。  守備では、セカンド、ショートとユーティリティに守ることができ、難しい打球でも難なくさばく内野手。普段はおとなしいが、試合となると率先して周りに指示を出しているのが印象的で、本大会でもチームの得点に結びつく活躍をしてくれることでしょう。

 先週末の8日、10日は共に練習日でした。初めての投内連携(投手と内野手の連携プレー)を行いましたが、選手は悪戦苦闘。ベースカバーや、指示の声掛けなど最初は出来ませんでしたが、徐々に指示の声や次のプレーの声掛けができるようになってきました。  試合では、個人のプレーだけではなく、連係プレーがとても重要です。アウトにできるプレーは確実にアウトを取らないと試合には勝てません。これから活動を積み重ねて、息の合ったプレーができるように頑張ってほしいです。 (ジャイアンツジュニアマネジャー・北之園隆生=読売巨人軍野球振興部)