選手紹介(4)浅見蒼志選手、谷口琳太郎選手、大橋叡刀選手
■浅見蒼志(あさみ・あおし)選手(背番号11)
自チームでは全国大会に出場して優勝するなど、経験豊富な選手。広角に打ち分けるシュアなバッティングが持ち味です。先週末の試合では、適時打2本の3打点とチームに貢献していました。守備ではフライの追い方、捕り方がうまく安定した守備力でチームに貢献しています。 本大会では全員緊張しています。大舞台を経験した浅見選手がみんなの緊張を解く一打を放ってくれることを期待しています。
■谷口琳太郎(たにぐち・りんたろう)選手(背番号18)
しなやかなフォームから切れのある直球を投げ込む本格派右腕。ふだんは穏やかな性格ですが、熱い闘志を秘めています。体幹の強化により課題であったコントロールが安定してきました。 バッティングでは、バットを短く持ちコンパクトなスイングから力強い打球を打ち返しています。先日の活動では初本塁打を放つなど、長打力もあります。自分に足りないものは何か、と考える力も兼ね備えていて、今後の成長がたのしみです。
■大橋叡刀(おおはし・えいた)選手(背番号19)
全身がバネのような、高い身体能力をもつサウスポー。細身ながら力強い直球を投げ込み、器用さも兼ね備えていて将来性を感じさせます。性格も強気でインコースに投げ込むことができる度胸もあります。 バッティングではチーム2位の打率で、投打ともにチームに貢献しています。大舞台でもその強気な投球でチームを勝利に導いてくれるでしょう。
11月5日は、東京ヤクルトスワローズジュニア、福岡ソフトバンクホークスジュニアと3つ巴で練習試合を行いました。 スワローズジュニアとの試合では、1対3と負けている最終回に浅見選手の適時打で追いつき、3対3の引き分けでした。 ホークジュニア戦は、一、三塁から重盗を2回決められ3失点。最終回に浅見選手の適時打で1点を返すも力及ばず、1対3で敗北しました。 普段対戦しない他県のジュニアチームとの試合は、子どもたちにとって刺激のあるいい経験になったと思います。 (ジャイアンツジュニアマネジャー・北之園隆生=読売巨人軍野球振興部)