選手紹介(5)木村徳壱選手、石原悠李選手

 2022ジャイアンツジュニアの選手16人のうち今回は、木村徳壱、石原悠李の2名の紹介と、ジャイアンツジュニアOBの選手たちの活躍を紹介したいと思います。

■木村徳壱(きむら・とくいち)選手(背番号24)

 木村選手は、フルスイングが魅力の左打者。初球からスイングしていき、積極的な攻撃でチームに勢いを与えます。最近の活動でも、芯でとらえた打球が増えてきました。  守備では、キャッチャーでの起用が多かったですが、肩の不調もあり外野やサードを守ることが増えています。活動を重ねるごとに、捕球がうまくなっています。大会では、流れを変えてくれるバッティングに期待です。

■石原悠李(いしはら・ゆうり)選手(背番号49)

 投打で期待の選手。柔らかい体を活かし、打者を打ち取り攻撃にリズムをつなげていきます。藤岡貴裕コーチや西村健太朗監督から下半身の使い方を教えてもらい、力強いボールを投げられるようになってきました。  バッティングでは、木村選手同様フルスイングが魅力で鋭い打球を飛ばします。将来の夢は、人を笑わせる仕事で、活動中はムードメーカーとして、選手や監督、コーチも笑わせています。大会では、緊張を笑顔に変えてくれる活躍に期待です。

 次に、ジャイアンツジュニアOBの活躍を紹介します。17年、18年のジャイアンツジュニアの選手たちが高校生に成長し活躍しています。  11月18日開催の「明治神宮大会 2022年」に出場する山梨学院高校では、林謙吾選手が活躍しています。先日の関東大会では準決勝、決勝に先発登板、見事優勝しました。  関東大会ベスト4の高崎健康福祉大学高崎高校では、半田真太郎選手、森山竜之輔選手。慶應義塾高校では、清原勝児選手や足立然選手が活躍しています。  21、22年と2年連続で甲子園に出場している横浜高校では、1年生からエースナンバーを背負っている杉山遙希選手をはじめ、山崎龍之介選手や稲坂陽選手が活躍しています。  残念ながら全員を紹介することができませんが、他にも野球を続けている人が多く、記事などで活躍している姿を見ると、とてもうれしくなります。  現在のジャイアンツジュニアの選手たちが高校生、大学生になったときに今の指導や経験が役に立ったと思ってもらえたらうれしいです。 (ジャイアンツジュニアマネジャー・北之園隆生=読売巨人軍野球振興部)