選手紹介(6)脇元翔太郎選手、川本琉生選手

 2022ジャイアンツジュニアの16選手のうち最後の2人、脇元翔太郎、川本琉生両選手を紹介します。

■脇元翔太郎(わきもと・しょうたろう)選手(背番号51)

 運動神経抜群の選手。難しい体勢からでも捕球し送球するなど身体能力が高いのが特長。  打撃では、スイッチヒッターでどちらでもヒットを打てる器用な選手です。投手では、チーム一コントロールが良くフォアボールが少ないので、自滅することはなく試合を作ってくれます。大会では、マルチな活躍に期待しています。

■川本琉生(かわもと・るい)選手(背番号55)

 チーム1の長打力を誇る左の強打者。以前は4番を任せていましたが、最近では2番で起用して1番・安藤に続き、攻撃の主軸になっています。コンパクトかつパワフルなスイングで、逆方向にも長打を打てる打撃が魅力です。  足も速く、守備範囲が広いので守備でもチームに貢献しています。大会でも、初回から先制点が取れる攻撃に期待です。

 今回は、ジャイアンツジュニアOBの活躍【中学生部門】を紹介します。 中学野球では、19、20、21年のジャイアンツジュニアの選手たちが活躍しています。硬式野球チームでは、世田谷西リトルシニアや東京城南ボーイズへ進んだ選手が多いようです。 東京城南ボーイズの佐藤龍月選手は19年のジャイアンツジュニアの選手で、今年のU-15に選ばれました。また今年行われたジャイアンツカップの世田谷リトルシニア戦では、金山大祐選手とバッテリーを組み、両チームノーヒットが続く白熱する投手戦を繰り広げました。  軟式野球では、全国中学軟式野球大会が8月に行われ、東京都の駿台学園中学校軟式野球部が全国優勝を成し遂げました。決勝戦では、20年メンバーの小高稜真選手が決勝打を放ち、優勝に貢献しました。  全日本少年軟式野球大会では、東京都江戸川区の上一色中学校が全国優勝しました。19年メンバーの山本誠翔選手が主将を務め、チームを一つにまとめて優勝に導きました。  残念ながら全員を紹介できませんが、今後、高校に進んでさらなる成長が見られることが楽しみです。 (ジャイアンツジュニアマネジャー・北之園隆生=読売巨人軍野球振興部)